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話題の北京五輪マスコット 人気爆発は予想外だった? 現地では“生みの親”もコメント

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

スピードスケート女子3000メートルで銅メダルに輝いたカナダ代表のイザベル・ワイデマン選手。表彰台でビンドゥンドゥンを掲げた【写真:Getty Images】
スピードスケート女子3000メートルで銅メダルに輝いたカナダ代表のイザベル・ワイデマン選手。表彰台でビンドゥンドゥンを掲げた【写真:Getty Images】

 連日熱戦が繰り広げられている北京五輪。各競技以外に熱い注目を集めている存在といえば、公式キャラクターの「ビンドゥンドゥン」です。その火付け役は取材で現地入りしている日本テレビの辻岡義堂アナウンサー。たくさんのグッズを身につける姿が現地メディアに取材され、あっという間にSNSで拡散されました。また、“生みの親”であるデザインチームの責任者も誕生秘話を語るなど、現地では大きな話題になっています。そこで今回は、見れば見るほど気になるビンドゥンドゥンについて、その魅力を探ってみました。

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日本人アナが火付け役!? 公式ショップでは売り切れ続出

 北京五輪マスコットのビンドゥンドゥン(「ビン」はにすいに水、「ドゥン」は土へんに敦)は、中国を代表する動物のパンダがモチーフ。大会公式ウェブサイトによると、体を覆っている透明のウェアは宇宙飛行士の宇宙服に見立てた氷で、名前の「ビン」も一般的には「氷」を指しているそう。同時に「純粋さや強さの象徴」でもあるそうです。また、「ドゥンドゥン」は子どもを表し、「たくましさや活発さ」を意味しているとのこと。

 丸い体と目、短めの手足という“愛され要素”満載のフォルムは、4日の開会式中継でも注目の的でした。日本テレビの辻岡義堂アナも、そんな彼に魅了された一人。開会式前から現地でグッズを身につけていたところ地元メディアの取材を受け、現地SNSで拡散されました。

北京の繁華街・王府井(ワンフージン)の公式グッズショップ。6日の時点で長蛇の列!【写真:Getty Images】
北京の繁華街・王府井(ワンフージン)の公式グッズショップ。6日の時点で長蛇の列!【写真:Getty Images】

 そこで生まれたニックネームが「義ドゥンドゥン」。現在は日本テレビの中継で名前テロップも「辻岡ギドゥンドゥン」になるなど完全に“一体化”し、日本国内でもビンドゥンドゥンブームが発生しています。現地も同じで、中国ニュースサイト「捜狐」が6日付けで公開した記事によると、公式グッズ販売店やオンラインショップでは売り切れが相次いでいるそう。