漫画
おみそ汁の大根は細切りNG!? 調理実習の思い出描く漫画が話題 「何が悪い!」
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「小学生の頃の私は救われすぎて光になって消えました…」
「みそ汁の大根」という多くの人にとってなじみ深い話題だっただけに、反響も大きくなった今回の作品。作者の愛田さんに執筆のきっかけなどについて伺いました。
Q. 今回話題になった作品を描こうと思ったきっかけを教えてください。
「おみそ汁に傷付いたり救われたりした様子を描いたら、楽しく読んでもらえるかなと思いました」
Q. 作品全般に込められている思いやテーマなどを教えてください。
「身近な事を題材にして、クスッとしてもらえたり、ちょっと隙間の時間で楽しんでもらえたりしたらいいなと思って描いています」
Q. 配偶者さんも料理上手なのでしょうか。どのようなキャラクターの方なのか教えてください。
「冷静で物知り、データや数字が好きで確定申告が得意な人です。主な料理担当は私ですが、たまに夫もキッチンに立ちます。後で聞くと『大根は絶対細切り派』だったようで、よく黙々といちょう切りの大根を食べ続けてくれたなと思います」
Q. 作品は大きな反響を呼びました。心に残った読者の感想や改めて感じたことなどはありますか?
「こんなに反響をいただけるとは思っていませんでした。細切り派の方がたくさんいることが分かり、小学生の頃の私は救われすぎて光になって消えました……ありがとうございます。あとおすすめの具をたくさん教えていただいて面白かったです」
Q. 漫画家としての経歴と今後の活動予定を教えてください。
「現在は子育てに比重を置いていて、漫画の仕事は開店休業中という感じです。以前にパンを題材にした漫画を雑誌で連載させてもらっていて、今回もおみそ汁を描きましたし、食べ物を題材にした作品をまた描きたいなと。子育てと漫画活動をできている方々を本当に尊敬しています。来年は息子が小学校、娘が幼稚園に行く予定で、昼間にわずかな一人時間ができそうです。そこで少しずつ漫画を描けたらなと思います」
たかが食事、されど食事。毎日食べるものだからこそ、こだわりや好みも強くなります。身近なことを題材にする愛田さんならではの視点が生かされた作品を、これからもたくさん読んでみたいものです。
(Hint-Pot編集部)