「本人が今何に関心を寄せているのか注目し、教えるようにしています」

　かわいすぎる発言を描いた漫画でビッグな癒やしを提供した浅木さん。執筆の理由や間違えた後のエピソードなどについて、詳しい話を伺いました。

Q. 今回の漫画を描こうと思った理由を教えてください。
「パターンが掴めた喜びに目をキラキラさせてかわいかったのと、せっかく掴んだパターンではクリアできない新たな壁にぶつかってしまった様子が面白くて描きました」

Q. 長男くんが言い間違えた後はどのようにフォローしてあげましたか？
「否定はせずに『そうだね、じゅうが2個あるから、に、じゅう。にじゅう、と言うんだよ』と手で示しながら教えました。すぐには理解できなかったようで固まってしまったため、ゆっくり分かればいいと励ましました」

Q. 他にも“かわいい間違い”や“勘違い”はありますか？
「誕生日が近づいて、遠方からプレゼントの入った段ボールがいくつか届いたことがあります。そこで『段ボール＝自分へのプレゼント』と理解したのか、その後しばらくはお米が届いてもおむつが届いても、期待に目を輝かせて『早く開けて』とせがんできたのがかわいかったです」

Q. 長男くんとのお勉強ではどのようなことを大切にしていますか？
「こちらが学んでほしいことを一方的に押し付けるのではなく、本人が今何に関心を寄せているのか注目し、それに絡めて教えるよう意識しています。何に手こずっているか、何を得意としているのかを把握しておくことも大切だと思っています」

Q. 3歳になった長男くんの成長を実感するエピソードについて教えてください。
「先日、初めて外で経験したこと（それも失敗談）を自主的に語ってくれました。これまではこっちが聞き出さないとダメで、聞けても事実とまったく違うことだったりしたので驚きました。『今日こんなことがあった』と、もっといろいろ聞ける日が来るのを楽しみにしています」

　体も心もぐんぐん大きくなっている長男くん。これからもツイッターでは育児漫画を発表していく予定だそうです。どんな出来事を経て成長していくのか、温かく見守りたいですね。

（Hint-Pot編集部）