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ジャンプ小林陵侑が手作りメダル袋を披露 “裁縫男子”ぶりに4万人感心 「すごい器用」
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北京五輪で抜群の飛躍を見せてジャンプ男子ノーマルヒル(NH)で金メダルを獲得した小林陵侑選手(土屋ホーム)。続くラージヒル(LH)では惜しくも銀メダルでしたが、1998年長野大会以来の個人複数メダル獲得の偉業を達成し、日本中を沸かせました。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」は今回、小林選手の意外な特技に注目。苦労の末に掴み取ったメダルを守るためにお手製の“メダル袋”を披露し、大きな反響を呼んでいます。
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スーツの切れ端を使ったお手製の袋 「メダルが傷付かないように」
日本ジャンプチームの先陣を切って挑んだ小林選手のNHは、1本目1位のリードを守り切って金メダルを獲得しました。今大会2冠を狙ったLHは最後に逆転を許して銀メダルでしたが、個人戦での1大会複数メダル獲得は1998年長野大会の船木和喜さん以来24年ぶりの快挙。2018-19年シーズンにワールドカップ総合優勝を果たした実力を大舞台でも見せつけてくれました。
混合団体ではスーツの規定違反で女子の高梨沙羅選手(クラレ)がまさかの失格となってしまい、競技後に泣き崩れる高梨選手をハグしたことも話題に。さりげない優しさに加え、ともに日本ジャンプ界を牽引してきた同い年の高梨選手を最後まで称えた姿には、多くの称賛が集まりました。
普段はそれほど口数が多くない小林選手ですが、実はお茶目な一面も見せています。メディアのインタビューの際には表彰式でもらった大会マスコット、ビンドゥンドゥンを胸元に入れて登場。喜びの声を聞けるせっかくの場面でしたが、「ビンドゥンドゥンが気になってインタビューがまったく耳に入ってこない」という視聴者もいたようです。
そしてさらに多くの人を驚かせたのが、お手製のメダル袋。日本オリンピック委員会(JOC)の公式インスタグラムに公開された動画で小林選手は「メダルが傷付かないように、ミシンで、ジャンプスーツの切れ端でケース作りました」と話し、白地の袋を披露しました。ケースには黒字で「ゴールドメダル」の文字が。テレビ局のインタビューでは、「音が鳴っちゃうんで」とメダル同士が当たってしまうことを懸念しての作成だったことを明かしました。