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漫画

小3女児の言葉に大人は冷や汗…育児漫画に約6000人がドキッ 「子どもも1人の人間」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

漫画のワンシーン【画像提供:きよまろ(@sobomiyako98)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:きよまろ(@sobomiyako98)さん】

 子育ては親にとっても発見の連続。子の物心がついてくると、視点の違いに驚かされる機会も増えますよね。大人にとっては“あるある”な発言でも、子どもも同じように受け取るとは限りません。今年のバレンタインデー、親しい男の子の自宅にチョコレートを届けた小学校3年生の女の子。その帰り道に漏らした言葉には、大人も考えさせられるものがあるようです。愛娘のエピソードを漫画化したきよまろ(@sobomiyako98)さんに話をお伺いしました。

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チョコを渡しにいくと“外野”の大人がまさかの言葉を

 漫画家、イラストレーターとして活躍するきよまろさんは、小学校3年生のりこちゃんを育てるママ。自身のツイッターアカウントでは、家族との日常に関するコミックエッセイを多数発表しています。中でも、娘さんの率直な発言や行動を描く「おじょうさんはド直球」は、多数のファンを獲得している人気シリーズです。

 今回話題になった作品はその第58回。今年のバレンタインデーに、親しい男の子の家までチョコレートを届けにいった時のエピソードです。りこちゃんは玄関先で、少し頬を赤らめながらチョコが入った紙袋を渡しました。

 受け取る男の子もかわいらしく照れながら、「ありがとう」とお礼を言います。微笑ましいワンシーンですが、脇で見ていた男の子の家族からお礼の声をかき消すような発言が。

「お!? 彼女か? お前モテモテだな! ヒュ~ヒュ~」

 そして帰り道の車中、きよまろさんは「チョコ渡せて良かったね」とりこちゃんに話しかけます。しかし、りこちゃんは浮かない表情。「う~~~ん」と考えてから、驚きの言葉を返します。それは、子どもが意外と大人を見ていると気付かされる内容でした。

「彼のことは好きだけど、あのおじさんが身内になるのは嫌だなぁ」

「子どもってよく大人を見ていると思う。子どもに対しても一定のデリカシーやマナーある対応をしたいと思った」とのメッセージを添えて投稿されたこの漫画は、約6600件の“いいね”を集めた他、リツイートも1000件超に達しました。

 リプライ(返信)には「好きな子をいじめちゃう子どもの心理と同じで、気持ちの処理がうまくできずしちゃう態度なのかも」「自分も幼い頃、好きな女の子の母親の下品さを見て気持ち冷めたことがあります」など、大人が考えさせられる内容が続々。「子どもも幼いところはあるけれど、1人の人間なんですよねー」という声には、思わずうなずいてしまうかもしれませんね。

 また「お嬢さん、今からその見方を養うのはとても大事なことです……!」「えーすごい! ちゃんとそういうところをその年齢で見ることができて、『好き好きー』って気持ちのせいで目をつぶっちゃわないのすごい!」と、娘さんの冷静な視点に驚く声もありました。