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ひな祭りカラーの3色ババロア 失敗知らずの簡単レシピ 子どものお手伝いにも最適

著者:和栗 恵

旬のイチゴをのせて見た目も華やかに【写真:和栗恵】
旬のイチゴをのせて見た目も華やかに【写真:和栗恵】

 3月3日は桃の節句。ひし餅やひなあられ、ひな祭りケーキなどのスイーツ類も有名ですが、どうせならおいしいものを自作してしまいましょう! 今回ご紹介するのは、失敗知らずの超簡単ババロア。3層に分けて固めるため少々手間はかかりますが、見た目がかわいく仕上がるので、気分も上がること間違いなしです。

 ◇ ◇ ◇

緑は「健康」 白は「清浄」 ピンクは「魔除け」の意味が

「ババロア」は、フランスを代表するお菓子の一つ。バイエルン王国(現在のドイツ南部)で貴族に仕えていたシェフが考案したことから、フランス語で「バイエルンの」という意味を持っています。形状が似ている「ムース」と混同されることもありますが、ババロアは材料に卵黄を使うという違いが。卵黄の濃厚なコクがアクセントになり、ごちそう感が高まるというわけです。

 ババロア作りで失敗しやすいのは卵を加える時。レシピではよく「火にかけたまま卵を加える」と書かれていますが、火を通しすぎて卵が固まり、舌触りが悪くなってしまうことが多いのです。今回のレシピなら失敗はまずないので、小さなお子様と一緒に作ることもできます。

 今回はひな祭りで飾るひし餅やひなあられでよく使われる「緑・白・ピンク」の3色で作ります。元々、この3色に意味があることをご存じでしょうか。下から順に緑は「草(豊穣の大地)」、白は「雪(穢れを払うもの)」、ピンクは「桃の花(魔除け)」を表すとされています。江戸時代は「緑・白」の2色だけだったという説もありますが、女の子の無事な成長を願いこの3色が付けられているのだとか。

桜色の皿に盛り付けるとよりキュートに【写真:和栗恵】
桜色の皿に盛り付けるとよりキュートに【写真:和栗恵】

○ひな祭りカラーの3色ババロア

【材料】(100mlサイズのガラスカップ3個分)
牛乳    200ml
粉ゼラチン 5g
生クリーム 200ml
卵黄    2個分(生食可能な新鮮なもの)
砂糖    50g
抹茶    小さじ1/2
食用色素(赤/粉末) 適量
イチゴ   3個

【作り方】
1. 大きいボウルを1個、小さなボウルを2個用意し、それぞれの重さを計測しておく
2. 小さなボウルに卵黄と砂糖を入れ、泡立て器で砂糖をすりつぶすようなイメージでよく混ぜ合わせる
3. 小鍋で牛乳を温め、沸騰する直前に火を止めてから粉ゼラチンを混ぜ溶かす。ゼラチンが溶け切ったら大きなボウルに移しておく
4. 3が熱いうちに2を入れてよく混ぜ合わせる。生クリーム100mlも加えてさらに混ぜてババロア液を作る
5. 4の重さをボウルごと量り、最初に量ったボウルのみの重さを引いて、ババロア液の重さを計算する。その重さを参考にして3つのボウルに3等分(A、B、C)する
※牛乳+生クリーム+卵黄2個分+砂糖+ゼラチンで360gくらいになります。いちいち量るのが面倒な時は目分量でもOKです
6. 抹茶を小さじ1杯の熱湯(分量外)に溶かし、3等分したババロア液のうちの1つ(A)に混ぜる
7. 6を3等分してカップに注ぎ、冷凍庫に10分ほど入れて冷やし固める
8. 7の表面が固まったら、もう1つのババロア液(B)を3等分してカップにそっと流し入れ、同様に冷凍庫で冷やし固める
9. 食用色素をごく少量(耳かき1杯分程度)取り、小さじ1/2の水で溶く。残ったババロア液(C)に少しずつ加え、好みのピンク色に着色する
10. 8の表面が固まったら、9を3等分して流し入れ、冷蔵庫で30分以上かけて冷やし固める
11. 残しておいた生クリームに、9で残った食用色素を加えてピンク色に染め、八分くらいに泡立てる
12. 10の上に11を盛る。ヘタの裏側まで丁寧に洗って水気を切ったイチゴを飾れば出来上がり

※食用色素は入れすぎると赤みがかなり強くなってしまうので、必ず少量ずつ加える
※生クリームは固めに泡立て、絞り袋を使ってデコレーションしてもOK

(和栗 恵)

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