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和と洋のスイーツを寒天で! つるんとぷるるん食物繊維たっぷりのおうちカフェレシピ
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まだまだ暑いこの季節。つるんとのど越しの良い、寒天のおやつがうれしいものです。寒天はゼラチンを使ったゼリーよりも歯切れが良く、つるっとした食感が特徴です。自分で作ると、お好みの甘さや味に調節できるのも良いところです。寒天のおやつのレシピを人気料理家の市川千佐子さんが解説します。寒天といえば、海藻が原料で、食物繊維がたっぷり。そんな罪悪感のない手作りおやつに、好みのフルーツやふわふわのコーヒークリームなどをトッピングすると、見た目も映えておうちカフェが楽しめます。
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食物繊維たっぷり 寒天はしっかり煮溶かすのがコツ
寒天の原材料は、テングサやオゴノリなどの海藻。食物繊維が豊富に含まれているので、腸の調子を整えることも期待できます。寒天の種類は、角(棒)寒天、糸寒天、粉末寒天などさまざま。粉末寒天は手に入りやすく、初めての方でも作りやすいでしょう。
粉末寒天は水を加えたら、混ぜながら火にかけ、しっかりと煮溶かすのがポイント。沸騰してから2分ほどよく混ぜてください。温度が低かったり、時間が短かったりすると固まらないことがあります。
寒天を煮溶かしたものは、40度前後から固まり始め、常温でも固まります。器の周りに氷水を当てて冷やしても良いので、冷蔵庫に入り切らないけれどデザートが欲しいという時にもおすすめです。
1品目は、きび砂糖の自然な甘みがおいしい、シンプルな寒天おやつの作り方です。トッピングを変えて、お好みの味を探求するのもおすすめ。
○きび砂糖の寒天
【材料】(4人分)
水 500cc
粉末寒天 4g
きび砂糖 50~60g
金時豆の甘煮 少々
キウイ 少々
【作り方】
1、鍋に、水と粉末寒天を入れ混ぜる。火にかけ、沸騰したら2分くらいかき混ぜながら、寒天を煮溶かす。きび砂糖を加え溶かし、火を止める
2、1を器に(※ガラス容器に入れる場合は粗熱を取ってから)流し入れ、冷やし固める
3、2が固まったら、金時豆の甘煮と食べやすく切ったキウイを載せる
※きび砂糖の他、黒砂糖などお好みのお砂糖でOK。
※トッピングは、茹で小豆やお好みのフルーツなどアレンジしてください。