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超ミニサイズのカメが激怒!? まさかの絶叫顔に25万人悶絶 「破壊力がヤバイかわいさ」
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コチョコチョは大事な健康管理 体を清潔にするためのもの
実はこの動画、飼い主さんがいたずらをして遊んでいるわけではありません。生後間もないカメはエサの食べ残しやフンの汚れが体に付きやすく、このように歯ブラシやスポンジなどで優しく体を拭って清潔にしてあげないと病気になってしまうそうです。
「健康管理という意味で2日に1回はお手入れをしてあげないといけません。甲羅や皮膚もデリケートなので、傷が付かないよう丁寧にこすってあげています。毎回『やめろ~』という感じで噛もうとしてきますが、病気の原因になる汚れを落としてあげないと健康を害してしまうので、そこは嫌がられてもやらなければいけないことと思っています」
しかしカメくんは、健康を気遣ってくれた飼い主さんの思いなどつゆ知らず。小さくて愛らしいキャラクターがコチョコチョによって一転、まるでこの世の終わりかと思わせるような表情を見せる豹変ぶりです。そこに“ギャップ萌え”する人が続出したのも無理はありません。
飼い主さんは年間150匹以上を世に送り出す爬虫類ブリーダー
カメくんの飼い主さんは、「あくえりあす」のお名前で活動する爬虫類専門のブリーダーさん。繁殖をして育てており、その数は年間でカメが15種類130匹、トカゲが2種類19匹、ヘビが5種類17匹ほどだそうです。もちろん、小さい頃から爬虫類が大好き。
「最初はヒョウモンモドキというヤモリの繁殖に成功して、それから他の爬虫類にも挑戦するようになりました。本業が農家で土地があったこともあり拍車がかかりました」
「動物取扱業」の資格を取得してからは、本格的にブリーダー業をスタート。「きちんとした健康管理のもと、ある程度まで育てたらお客様にお迎えしてもらうようにしています」と語ります。
ちなみに、今回のオオアタマヒメニオイガメも卵から繁殖させたそう。生まれた時は指先ぐらいの大きさで、そこからの成長過程もツイッターなどで公開しています。
「オオアタマヒメニオイガメは大人になっても全長12センチくらい。見た目もかわいくて育てやすいですが、警戒心が強く水の中から出されると噛み付こうとします。そのため、水槽の中でのかわいらしい仕草を愛でるカメとして親しんでもらえるといいですね」
飼い主さんは育てた爬虫類たちを「ぶりくら」(兵庫県開催)、「とんぶり市」(東京都開催)という年に2日行われる「即売会」にてお披露目しているそう。ギャップ萌えがたまらない爬虫類たちに出会えるかもしれませんよ。
○取材協力:あくえりあす(@aquarius_aquari)さん
(Hint-Pot編集部)