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吉田沙保里 強すぎる体幹をアヒル歩きで披露 5万人が驚き「こんなの無理」
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五輪3大会で金メダルを獲得した、レスリング女子元日本代表の吉田沙保里さん。現在はタレントとコーチ業を両立しています。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」は今回、そんな吉田さんのトレーニングに注目。「腰痛予防」にも効果が期待できるという“アヒルトレーニング”の様子を公開し、大きな話題を集めています。
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現役時代から続ける4種類の“アヒルトレーニング”
吉田さんは、女子レスリングが五輪正式種目になった2004年アテネ大会の女子55キロ級で金メダルを獲得。続く2008年北京五輪、2012年ロンドン五輪でも頂点に立ち、この3大会を含めた世界大会で16連覇という偉業を成し遂げました。ロンドン五輪後には国民栄誉賞も受賞。2019年1月に現役引退を発表してからは、タレントやコメンテーターなど幅広い分野で活躍を続けています。
引退後は髪をハイトーンカラーに染めたり、ラメメイクに挑戦したりと、おしゃれに磨きをかける姿が度々話題に。しかし、やはり元アスリート。このほど注目を集めたのは、引退から丸3年以上が経過しているとは思えないほど機敏に動くトレーニング中の様子です。
インスタグラムで公開されたのは、レスリングの練習場の一角で撮影された動画。今回のトレーニングは、動きがアヒルの歩く姿に似ているため、吉田さんは“アヒルトレーニング”と呼んでいるようです。
吉田さんはまず、背筋をまっすぐに伸ばし、しゃがんだ状態のまま歩き出します。その際、腰の高さは変えず、左右交互に1歩ずつ足を大きく踏み出して前進。膝は地面につけず、足の裏全体で地面をとらえることで体のバランスを保っていることが分かります。これが基本となる「1. 膝をつかないアヒル」です。
続いては、「2. 膝をつくアヒル」。1の動きに、膝を地面につける動作を加えます。さらに1よりスピードを上げ、やや小走りで進んでいきます。
「3. アヒルのスキップ」は、2のように膝をついた際、軽く跳ねます。しゃがんだまま膝を使ってスキップしながら前進するイメージです。
最後は「4. 股関節を意識したアヒル」。しゃがんだ姿勢から片足を前に出してかかとをつけます。前に出した足を外側に開き、そのまま後ろに回して足の甲をつけ、また足を外側から回して前に出し、1歩前に進みます。同じ要領で交互に行い、少しずつ前進していきます。
これらはすべてしゃがんだ状態で行うためかなり苦しいはずですが、世界女王に君臨し続けた吉田さんは涼しい表情ですべてをこなしました。
この動画が公開されると約5万件の“いいね”が集まり、「引退しても衰えがないのがかっこいい」「やはりトレーニング姿が似合う」「さすが、以外の言葉がない」と称賛の声が続々と寄せられました。自分でも試してみた人も多いようですが「すごすぎる」「簡単そうにやってるけどこんなの無理」「笑顔でやってるところが素敵」と真似できない人が続出。吉田さんの体幹や足腰の強さを改めて証明するものとなりました。