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老舗牧場に生まれた良血馬 「ウマ娘」がつなぐ偶然にファン興奮 「奇跡的なタイミング」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

生まれたばかりの子馬。かなりの良血です【写真提供:メイタイファーム(@meitaifarm)】
生まれたばかりの子馬。かなりの良血です【写真提供:メイタイファーム(@meitaifarm)】

 春は競走馬の出産シーズン。馬産地の北海道を中心に、全国の牧場は新たなサラブレッドの誕生に沸いています。北海道新冠郡新冠町にある老舗牧場「メイタイファーム」でも先日、期待の良血馬がこの世に生を受けました。その誕生のタイミングにさまざまな縁を感じている人が多いようで……。メイタイファームのスタッフに出産時や今後への期待など、お話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

三日月形の「流星」を持つハンサム馬 母子ともに健康

 馬産地の中心ともいえる新冠町で、サラブレッドの競走馬の繁殖を行っているメイタイファーム。前身の「メイタイ牧場」時代から多くの名馬を輩出し、北海道の馬産を支えてきました。「名鯛興行」名義で所有していた名馬タイテエムは1973年の「天皇賞・春」で優勝し、G1(最高格付けの競走)級タイトルを奪取。70年代前半の中央競馬を盛り上げた立役者の一頭となりました。

 サラブレッド生産と中期育成を行うメイタイファームには、今年も次々と期待の子馬が誕生しています。その中で注目を集めたのが、6歳牝馬のベルグシュタイゲンから誕生した一頭。メイタイファームの公式ツイッターで、生まれたばかりの子馬がスタッフの手から哺乳瓶のミルクを飲んでいる動画が公開されました。

 勢いよくミルクを飲み続ける子馬をそっと鼻先で撫でる、お母さんのベルグシュタイゲン。子馬の額には三日月型のような「流星」と呼ばれる模様も見ることができ、なかなかハンサムな男の子のようです。

 出産予定日よりも4日遅れての誕生でしたが、ベルグシュタインは2度目のお産だったこともあり「通常通りの安産」だったそう。「母子ともに健康なので、これからは日中にサンシャインパドック(簡易型の屋外小型放牧施設)での放牧を交えていく予定です」と育成計画を立て始めています。

父も母も筋金入りの血統馬 「まずは無事にデビューを」

 この子馬、実はかなりの良血馬です。ベルグシュタイゲンは叔父にビワハヤヒデ、ナリタブライアンがいる血統。ビワハヤヒデは1993年の男馬(牡馬)の3歳クラシック路線で活躍し、秋の「菊花賞」で優勝。翌年も「天皇賞・春」「宝塚記念」とG1レースを連勝した名馬です。

 ビワハヤヒデの1つ年下であるナリタブライアンの活躍は兄を上回り、クラシックレースの「皐月賞」「日本ダービー(東京優駿)」「菊花賞」をすべて勝ち、中央競馬史上5頭目の「三冠馬」に輝きました。ビワハヤヒデは1993年、ナリタブライアンは1994年に日本中央競馬会(JRA)の年度代表馬に選出されており、最強兄弟として名を馳せました。

 こんな血統のお母さんに対し、お父さんはやはり良血馬のサトノダイヤモンド。日本近代競馬の最高傑作といわれるディープインパクトを父に持ち、3歳時の2016年「菊花賞」を優勝。続く年末の「有馬記念」も制し、G1レース2勝の勲章を引っさげて2019年から種牡馬生活を始めています。ベルグシュタイゲンとの子どもについても「脚長の体型でいかにも父方の影響を受けたかなと思います」との印象を受けたそうです。

 競馬は「ブラッドスポーツ」とも呼ばれる世界だけに、これだけの血統馬が揃った子馬に期待がかかるのは当然。ツイッター上に公開された動画は9万回以上再生されています。また、リプライ(返信)にも「おめでとう かわいい」「無事に育って!」「デビューが楽しみ」など祝福や今後への期待の声が寄せられました。

 この子馬は牡馬ということで、最大目標はやはり世代の頂点となる「ダービー」制覇。しかしスタッフは「まずは良いオーナーさんとのご縁があることを願いつつ、無事にデビューを迎えてほしいですね。そして、初勝利を目指してほしいです」と、健康で無事に競走馬生活を送れることを祈っています。

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