インタビュー

【私の家族】女優・黒谷友香 高齢の愛馬2頭とオフを満喫 「最期まで面倒をみてあげたい」

著者:中野 裕子

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千葉県の「エバーグリーンホースガーデン」で2頭の愛馬を飼う、女優・黒谷友香さん【写真:荒川祐史】
千葉県の「エバーグリーンホースガーデン」で2頭の愛馬を飼う、女優・黒谷友香さん【写真:荒川祐史】

 動物と家族になって一緒に暮らすといえば、ワンちゃん、猫ちゃんが多いが、馬と家族になる人はちょっと珍しい。女優・黒谷友香さん(45)だ。自然を愛し、オフの日には愛馬の待つ関東近郊で田舎暮らしを満喫している。8月20日(金)公開の映画『祈り-幻に長崎を想う刻(とき)-』で主演するなど女優として充実している黒谷さんに、愛馬との出会い、馬ならではの魅力について聞いた。

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馬好き仲間と乗馬クラブを発足 元競走馬ラルフとの出会い

「ラルフ」と「ヨモ」という2頭の馬を飼っています。どちらも騙馬(せんば・去勢済みのオスの馬の意味)。馬の平均寿命は25から30歳と言われていますが、ラルフは元気な30歳! おじいちゃんなので随分前にお仕事は引退して、のんびり余生を過ごしています。ヨモは22歳になりますが、おかげさまでとても元気、現役です。

 最初に私が出会ったのはラルフ。もう25、26年前になりますが、友達が馬を持っていたので、乗せてもらったら楽しくて! それから馬が好きな仲間たちで「乗馬クラブを作ろう」という話になったんです。

 自分も馬を持って乗馬がしたいと友人を通して探し、出会ったのがラルフです。元々、馬が好きだったとか、子どもの頃から動物を飼っていて動物が好きだった、というわけではないのですが、やはり“自分の馬”を迎えてみるとうれしかったですね。芦毛のサラブレッドで、体高が高い馬なんですよ。最初に乗った時は「わ、こんなに高いんだ!」と思いましたけど、怖くはなかったです。

 ラルフはサラブレッドなので、競走馬として何度かレースにも出ていましたが、4歳で競走馬を引退し、乗用馬に転向したところで私と出会いました。それまで速く走ることを目的に訓練を受けていたからか、性格も最初は結構とがっていました(笑)。クールだし、ベタベタ触られるのはあまり好きじゃない。

 でも、インストラクターさんたちにかわいがってもらうなどして、年を重ねていくうちに、ずいぶん丸くなったように思います。撮影されるのは分かるみたいで、カメラを向けられるとカメラ目線でいい顔をします。動物は飼い主に似るというので、ラルフも私に似て“俳優”気質があるのかもしれません(笑)。