漫画
怪しい訪問販売 「玄関で話したい」と商品名明かさず…体験漫画が参考になると話題
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消費生活センターなどへのトラブル報告も多い訪問販売。断っているにもかかわらず、なかなか引き下がってくれない販売員にうんざりした経験を持つ人も多いでしょう。今回ご紹介する漫画は“怪しさ満点”の訪問販売を描いたもの。ツイッターで大きな反響を呼び、4.6万件もの“いいね”を集めています。作者のぬこー様ちゃん(@nukosama)にお話を伺いました。
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夜に訪れた訪問販売員 サービスの内容を尋ねても…
ツイッターで絵日記漫画を定期更新しているぬこー様ちゃん。最近は昨年から始めたバーチャルサイクリングゲーム「Zwift」で「ぐいぐい言わせている」のだそう。今回大きな注目を集めた作品は、自身が経験した訪問販売に関するエピソードでした。
ある夜、ぬこー様ちゃんの家に鳴り響いたインターホン。液晶画面を見ると、「どうも夜分遅く失礼いたします」と1人の男性が玄関先に立っていました。要件は「アマギフキャンペーン」について。「お時間はかかりませんのでご紹介させていただけませんでしょうか」と求めます。
ここで「訪問販売か」とピンときたぬこー様ちゃん。過去にヨーグルトやインターネット回線などを訪問販売で契約してきたこともあり、最初は話を聞くことに前向きな姿勢を示します。
「できればキャンペーンの前に何のサービスを売り込みに来たのかだけ教えてもらっていいですか?」
ぬこー様ちゃんは念のため質問します。しかし男性は答えず、再質問にもしきりに玄関先での面会を求めるばかりで、とうとう頭まで下げ始める事態に……。そこでぬこー様ちゃんは、話をしないと言っているわけではなく、「商品名を先にお伝えいただければ玄関前で話を聞く」と伝えます。
しかしそれでも「よろしくお願いいたします!」「本当に怪しい者ではございませんので!」と一方的に話し続ける男性の様子を見て、ぬこー様ちゃんは「怪しいでしょ」と悟るのでした。
「本当にあった怖い話 訪問販売編」と題しこの漫画がツイッター上で公開されると、4.6万件もの“いいね”を集める大きな反響を呼びました。さらに、リプライ(返信)には「怪しさしかない訪問販売」「分かる。何しに来たか言わないセールスが多すぎる」「これは通報レベル」といった共感の声が続々。
また「似たようなことがありました」「うちも昔よく、突然の訪問がありました。ちょっと降りてきてくださいとか」「『玄関口までお願いしまーす』っていう勧誘最近多い。カメラにわざと近付いたり映らない位置に立ってる」など、訪問販売の“恐怖体験”も多数寄せられていました。