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元サッカー日本代表 故郷ブラジルでの“ペット”は馬! 「先日も馬で街に行きました」

著者:Hint-Pot編集部

ダイジくんに乗った闘莉王さん【写真:Hint-Pot編集部】
ダイジくんに乗った闘莉王さん【写真:Hint-Pot編集部】

 フィールドで全力疾走し、時には激しいプレーでファンを熱くするサッカー選手にとっても、ペットとの時間は何物にも替えがたいもの。2019シーズンで現役を引退したサッカー元日本代表DF田中マルクス闘莉王さんは現在、愛馬のダイジくんと充実の日々を過ごしています。生まれ育ったブラジルで生活を送る闘莉王さんに、詳しいお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

ペットは何と馬! 日本語の「大事」から命名

 闘莉王さんはブラジルからの留学生として渋谷教育学園幕張高等学校(千葉県千葉市)に通い、2003年には日本国籍を取得。04年のアテネ五輪、10年の南アフリカW杯と日本代表としても活躍し、Jリーグでも06年にはMVPに輝くなど活躍しました。

 引退後の現在は生まれ故郷のブラジルを拠点に生活。ホテルや再生医療クリニック、ガソリンスタンド、牧場の経営に加えて、YouTubeチャンネル「闘莉王TV」など幅広い活動を展開しています。

 そんな闘莉王さん、ペットは馬でした。

「とにかく馬が大好き。現役時代もサッカーと同じぐらい好きで、シーズンオフにブラジルに戻って、馬に乗ることが1年で一番の楽しみでした。うちの牧場のメインは肉牛ですが、馬も50頭以上飼っています。競走馬は15頭ぐらいでしょうか。一番かわいがっているのは牡馬のダイジ。3年前にうちの牧場で生まれました。何といっても賢いし、人懐っこい。めちゃくちゃかわいい」

 日本語の「大事」に由来するダイジくんは、芦毛の3歳。闘莉王さんが所有する自宅近くの牧場で生まれたそうです。父親はスピード自慢のカルテルくん、母親は牧場で一番賢かったサクセスちゃん。闘莉王さんもかわいがってきた両親の愛の結晶でもあるダイジくんに、完全に溺愛モードです。

「ダイジは乗り手の意思をすぐに感じてくれる。繊細で本当に頭が良い。愛情表現のジェスチャーは、首をちょっと叩いてあげること。すごく喜びます。今ブラジルは夏でとても暑いので、水浴びをさせてあげるのもいいですね。大好物はとうもろこしの粉と、塩と砂糖を混ぜた競馬用の餌。食べている時は幸せそうなオーラを出しています」

闘莉王さん同様、体躯のたくましい芦毛のダイジくん【写真:Hint-Pot編集部】
闘莉王さん同様、体躯のたくましい芦毛のダイジくん【写真:Hint-Pot編集部】

 賢いと大絶賛の愛馬ですが、仕事面でも闘莉王さんを支える相棒でもあるそうです。

「牧場経営者にとって馬は不可欠です。牛の群れを追うにも馬は必要ですし、メンテナンスでも助けてくれます。柵を作るために杭を運ぶことも。作業時間も含めると、最近ではダイジに1日3、4時間乗っています。今度『バレルレース』の大会にも出走予定です。期待の星ですね」

 三角形に置いた3つの水樽(バレル)を使うバレルレースは、馬に乗ってその周囲を回るスピードと正確さを競うもの。賞金も出るというサンパウロ州の大会にエントリーするため、ダイジくんと練習を積んでいるそうです。

 また、ダイジくんは人懐っこさも魅力。新型コロナウイルスの感染拡大でロックダウンが続いた昨年は、精神的にも闘莉王さんの支えになったそう。

「ブラジルでは、新型コロナの感染拡大で大変な状況が続きました。自分の住む街も例外ではありません。一時は外出も制限され、家族以外、誰にも会えない状況が続きました。そんな中で、牧場で馬と過ごす時間は癒やしの時間。スタッフも入場禁止の牧場で馬に乗る時間だけが日々の楽しみでしたね」

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