インタビュー

【私の家族】具志堅用高さん テレビでも人気だった愛犬との別れを初告白 「グスマンは最高だった」

著者:中野 裕子

タグ:

グスマンくんとの思い出を語る具志堅用高さん【写真:荒川祐史】
グスマンくんとの思い出を語る具志堅用高さん【写真:荒川祐史】

 沖縄訛り(?)の「ちょっちゅね~」の口癖といえばタレントの具志堅用高さん(65)。元ボクシング世界チャンピオンで、現在はタレントとしてバラエティ番組などで大活躍している。そんな具志堅さんのボクサー犬「グスマン」くんは具志堅さんと何度もテレビで共演し、視聴者に愛されていた。ところが、20年7月、具志堅さんはツイッターで、グスマンくんが天国へ行ったことを報告しファンを驚かせた。グスマンくんに何があったのか。具志堅さんに聞いた。

 ◇ ◇ ◇

「大好きな相棒グスマンが少し前に天国に」と7月に報告

 グスマンが亡くなったのは3月の後半。志村けんさんが亡くなった3月29日の1週間ぐらい前でした。世界中が新型コロナウイルス感染症で暗く悲しい時期だったから、お葬式もひっそりと済ませて公表しなかったの。でも、みんなに愛されたグスマンだったから、いつかは公表した方がいいと思って、ツイッターに書きました。

 グスマンはまだ10歳だったんだよね。大型犬の寿命が10~12歳だから仕方がないのかもしれないけど、私からしたら、もうちょっと元気でいてほしかった。腫瘍ができちゃったんだね。いわゆる、がん。最初におしりに腫瘍ができたのは7歳の頃で、もうこぶみたいに目立ってて。その時は大学病院で、全身麻酔で手術して切り取ったらまた元気になった。手術の傷痕もきれいに治ったし。でも、それが左後ろ足に転移して、最後は指を1本取って……かわいそうだった。

 また元気になってくれるかなあと思ったんだけど、亡くなる1週間ぐらい前に食欲がなくなったんです。消化のいい缶詰を食べさせたりして。2日前はまだ庭に出てました。でも、前日は動物病院の先生が来て「息がすっごく冷たいよ」って。体温が下がってたんだろうね。亡くなった時は、深夜1時頃に母ちゃん(夫人)に「息してないよ」って起こされて「眠るように亡くなった」って。だから、老衰みたいなもんかなあ。

 グスマンを飼ったのは、知り合いのブリーダーさんに「ボクサー犬のいい子がいるから見にいくか?」と誘われたのがきっかけ。元々、犬は苦手だったの。40年ぐらい前の現役時代、武道館の近くの公園でロードワーク中に、足を後ろから柴犬に噛まれたことがあったから。ところが、15年ぐらい前、メスのミニチュアピンシャーの「アンコ」と沖縄の動物病院で出逢って連れて帰ったらかわいくて。それから、自分はボクサーだったし、チャンピオン時代のトレーナーもボクサー犬を飼ってたから、やっぱりボクサー犬がいいなと思ってたら、10年前、グスマンと出逢ったわけ。あまりにもかわいくて、すぐに連れて帰ったんだよ。