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どうぶつ

華麗すぎるウサギの“空中戦” 「こんなワイルドな動きは初めて見た」と11.8万人衝撃

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

22年前から広島県・大久野島のウサギたちの虜になったご夫妻

撮影中もウサギにちょっかいを出されるのだとか【写真提供:うさぎ写真家 uta(@utajima)さん】
撮影中もウサギにちょっかいを出されるのだとか【写真提供:うさぎ写真家 uta(@utajima)さん】

 図らずも激しい格闘シーンの撮影に成功したご夫妻ですが、それができたのはウサギへの愛にあふれているからでしょう。ご夫妻とウサギとの出会いは22年前のこと。デートで大久野島に行ったことをきっかけに、そのかわいさの虜になったそうです。

「自然界でたくましく生き生きと暮らすウサギさんたちの姿を残したい。皆さんにお伝えしたい。そして、その頃はおこがましくも『ウサギさんたちのため、私たちにできる何かはないだろうか』という思いが多くなり、写真を撮ってブログなどで伝えていくことにしました」

 広島県内に住んでいた頃は毎週のように大久野島へ足を運んでいましたが、熊本県内に移住した現在は毎月1回の訪問で5泊ほどしているそう。現在もウサギたちを見守る姿勢は変わらず、かけがえのない思い出もあるそうです。

「島ではご長寿の7歳近くまで生きたウサギさんがいて、生まれて間もない頃からずっと見守っていました。こんな風に、赤ちゃんからお年寄りになるまで見守ることもでき、生き様に感動させてもらっています」

 警戒心が強いウサギだけに、撮影にも細心の注意を払っています。特に大久野島のウサギたちは人間の動きに敏感なようで、撮影時には最大限の配慮をしているそうです。

「私たちは極力、気配を消す努力をしています。彼らが人間の影響を受けない状態で、自然な行動をしているところを撮影させてもらいたいと思っているので」

東日本大震災をきっかけに始まった移動型ウサギ撮影会 撮影料は全額寄付

 大久野島のことを「うた島」と呼び、2007年からブログ「うさぎの楽園『大久野島』」で写真を紹介し続けているご夫妻。そんなおふたりは現在、日本初の移動型ウサギ撮影会を開催し、好評を博しています。

「おうちで一緒に暮らしているウサギさんを撮影会の会場にお連れいただき、ウサギさんと一緒に撮影したらかわいいだろうと思うセットを作って撮影をしています」

大好評のウサギ撮影会の一コマ【写真提供:うさぎ写真家 uta(@utajima)さん】
大好評のウサギ撮影会の一コマ【写真提供:うさぎ写真家 uta(@utajima)さん】

 この活動が始まったきっかけは、2011年3月11日の東日本大震災でした。

「私たちに何かできることがないかと考えた時、ウサギさんの写真を撮影してその撮影料金をすべて寄付することを思いつきました。それがきっかけで、おうちのウサギさんを撮影してほしいと思っている方がいらっしゃることを知り、それから少しずつ各地で撮影会を開くようになりました」

 今では多くのウサギ好きさんとのつながりができ、活動の幅も広がっているご夫妻。大久野島にも多くの観光客が押し寄せるようになりました。もちろん喜ばしいことですが、気になっていることも。観光客が多い時期にはウサギのために持ち込まれた食べ物が余り、ゴミになってしまうそうです。

「皆さんの優しい気持ちから起こっている状況なのだと思いますが、周辺に『食べ物が落ちているな』と感じられる時は、ウサギさんはお腹いっぱいになっていることが多いです。『後で食べるだろう』と置いて帰るのではなく、お持ち帰りいただけるとウサギさんのためになるのではないかと私たちは考えています」

(Hint-Pot編集部)