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漫画

頑張った自分を認める大切さ…マラソン大会の我が子を描いた漫画に感動の声続々

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

「純粋に自分の頑張りを喜べる感情を、いつまでも心に残してあげたい」

 作者のグラハム子さんに、マラソン大会の後日談や子育てで大切にしていることなど、お話を伺いました。

Q. 今回の漫画を描こうと思った理由を教えてください。
「SNSでは普段から日常で起きた出来事を漫画にしています。心が動いた出来事や『忘れたくないな』と思ったことを描いていて、今回もその一環です」

Q. マラソン大会の後には娘さんとどのようなことを話しましたか?
「『頑張ったね~!』と何度も言い合いました(笑)。娘はずっとご機嫌で、私も楽しかったです。帰り道にケーキを買って帰りました」

Q. 今回の出来事を機に、グラハム子さんの中で大切にしようと思った考えなどがあれば教えてください。
「子どもって、小さいうちは今回の娘のように『純粋に頑張ったことを喜べる』んですよね。それが成長するにつれ、『頑張ったけど順位が悪かったらから喜べない』『周りと比べると劣っているからから自分はダメだ』など、相対評価で生きるようになってしまいます。

 社会で生きる以上、ある程度は仕方のないことなのかもしれません。親としては、この純粋に自分の頑張りを喜べる感情を、いつまでも娘の心のどこかに残してあげたいと思いました。そうすればきっと、この先の心の支えになると思います」

Q. 娘さんが普段頑張っている習い事などはどのようにサポートしてあげていますか?
「娘は新体操を頑張っています。サポートというほどではないのですが、同時期に私自身もダンスを習い始めたので、家で一緒に柔軟などをしています。娘の方が断然やわらかいし、物覚えも早いです。子どもの吸収力はすごいですね」

Q. 普段の子育ての中で大切にしていることを教えてください。
「『子どもの人生は子どものもの』『大好きだけど、親と子は別人格』ということを意識しています。我が子を大切に思うあまり、距離が近くなりすぎちゃう時もあるけど、『1人の人間として尊重していかなきゃな』と思っています」

Q. 読者からの感想で心に残ったものがあれば教えてください。
「漫画を投稿する前は『これだから最近の子は向上心が足りない』などの意見もあるかな……と思っていたのですが、皆さん共感してくださってとてもうれしかったです。娘の良いところを描いた漫画だったのですが『お母さんも頑張りましたね』というコメントもあって、ウルッとしてしまいました。ありがとうございました」

(Hint-Pot編集部)