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旬のシラスでアツアツドレッシング 春を感じる和風サラダとバゲットのレシピ2品
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3~6月にかけて旬を迎える「シラス」。一般的にはカタクチイワシの稚魚を指しますが、地方によってはウナギやアユの稚魚を「シラス」と呼ぶこともあります。魚の栄養を丸ごといただくことができるシラスは、タンパク質やカルシウムなど豊富な栄養素がたっぷり。また、ごはんのおとも以外にもたくさんのレシピに応用が可能です。今回はサラダやバゲットのトッピングとしていただく洋風レシピを2品ご紹介しましょう。
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アツアツカリカリのシラスドレッシングで和風サラダに
獲れたてのシラスを新鮮なうちにたっぷりの水で釜茹でし、ふっくら仕上げたものが「釜上げシラス」です。購入の際は、20~30ミリほどの大きさで色が白く、光沢感のあるものを選ぶと良いでしょう。
釜上げシラスにじっくりと火を通して、エクストラバージンオリーブオイルに風味を移すと、とてもおいしいしいドレッシングに。それをアツアツのうちにサラダにかければ、白菜の芯に軽く火が通ってしんなりするため食べやすくなります。青ネギの代わりに刻んだ海苔やパセリなどを散らしてもおいしくいただけますよ。
○釜上げシラスと白菜の和洋折衷サラダ
【材料】(2~3人前)
釜上げシラス 30~40g
白菜 1/8個分(芯多めがおいしい)
エクストラバージンオリーブオイル 大さじ5
鷹の爪(小口切り) 少々
青ネギ 1本
カツオ節 2g
しょうゆ 少々
【作り方】
1. 白菜は細切りに、青ネギは小口切りにする
2. 白菜をサラダボウル(耐熱のもの)に盛り、カツオ節をかける
3. 小さいフライパンにエクストラバージンオリーブオイルと鷹の爪、釜上げシラスを入れて弱火にかける。シラスの水分が飛んで、半透明になるまでじっくりと熱を通す
4. アツアツのうちに、2の上に3をすべてかける。その上から青ネギを飾り、お好みでしょうゆをかけて完成