からだ・美容
122キロから劇的変化 巨体系ダイエッターが50キロ減量に成功した秘訣とは
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春らしい温かな日が増え、今年こそ「スリムボディを手に入れたい」と闘志を燃やしている人は多いのではないでしょうか。そこで今回はSNSやYouTubeで人気のダイエッター、ジョンさんに122キロから60キロ台まで体重を落とすまでを質問。減量を成功へと導くヒントを探りました。(編集部注:ジョンさんの場合は肥満から普通体重へ戻すための減量です。またプロの指導を受けて行った方法であることにご留意ください)(監修:青木厚医師)
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我流で始めた減量は失敗 知識のなさが一番の理由
Q. 減量前につらかったことを教えてください。
「何せ息苦しいし、すぐ疲れていました。服も普通のお店で買えず、大きいサイズの専門店かネットで購入。おしゃれへの興味も薄れていました。
満員電車で座っていても自分の隣だけ座らないというのもありましたし、飛行機の安全ベルトもギリギリだったので隣の人に申し訳ないというか……。あと、つらいことではないのですが、食事の際に何も言っていないのに大盛が出てくるというのもありました(笑)」
Q. 我流で始めてみた減量は失敗してしまったそうですが、その原因は?
「今から思い返すと、失敗の理由はたくさんありますが、一番は知識のなさです。明確なルール付けがないまま、何となくやっていました。その後、友人が経営するジムに通うようになり、プロがサポートしてくれるように。ルールや方向性(道標)を示してもらえることで、『これなら達成できそう』という気持ちになったのは大きかったですね」
Q. 糖質制限とカロリー制限で注意したことは?
「私個人にとってストレスが少ない方法は糖質制限でした。しかし、偏った食事になるので、健康を害するリスクや体に合わない場合もあります。必ずご自身できちんと学んだ上、プロの指導のもとで行ってください。
また、我慢しすぎると後から食欲が爆増するので、『これなら食べてもOK』という“逃げ道食材”を作っています。例えば私の場合、減量初期は『何時でもお腹が空いたら糖質が入っていないものを食べてOK』というゆるめのルールにしていました。特にチーズや茹で卵などをよく間食として食べましたね。
カロリー制限中は、お腹が空いたら豆腐や枝豆を食べるようにしていました。甘いものが欲しい時は、ティースプーン1杯程度のハチミツなども食欲が落ち着くのでおすすめです」