からだ・美容
122キロから60キロ台に 減量に成功した男性が語った秘訣とは
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薄着の季節が近づき、冬の間についた脂肪を落としたいと思っている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、5年前に120キロあった体重を、4年かけて50キロ減量した男性をご紹介します。現在はボディメイクの大会に出場するほどの美ボディに生まれ変わったジョンさんに、減量を始めたきっかけやコツなどを伺いました。(編集部注:ここで紹介する方法と過程はジョンさん個人の体験です。専門家の指示を仰ぎながら実施したものであり、すべての人に適用されるものではありません。糖質制限は医師や専門家に相談の上で行ってください)(監修:青木厚医師)
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“太れ指令”で120キロまで増え続けた体重 我流でのダイエットは効果なし
会社員として働く傍ら、「元巨体ダイエッター」として活動するジョンさん。「同じように健康的な体を目指す人たちの背中を押せたら……」と、SNSなどで日々情報を発信しています。そんなジョンさんは身長173.5センチ。体重は一時60キロ台まで減量し、現在は74キロです。鍛え上げられた体を披露していますが、たった5年前までは何と120キロ以上もあり、まるで別人のようでした。
実は小学生の頃から“ぽっちゃり体型”だったというジョンさん。偏食が原因で、小学校卒業時には体重が70キロオーバーに達していました。中学校でも“順調に”太り続け、卒業時には100キロ目前になっていたそうです。
ところがその後、高校でラグビー部に入部。激しい練習についていくだけで、自然と20キロ痩せていたそう。その後、大学ではアメフト部に入部。就職してからも1社目は体を動かすことが多い仕事だったため、増減はありつつも普通体型を維持していたそうです。
それではなぜ、最高体重122キロまで太ってしまったのでしょうか。それは転職がきっかけでした。
「上司から『お前はキャラがないから太れ』という命令を受け、大幅増量をしました。その上司と一緒に食事に行くと、1人で3人前は当たり前。晩ごはんだけで、複数の店をはしごするなんてこともありました。85キロだった体重は年10キロペースで増量し、気付けば体重は120キロオーバー。私の意思でダイエットするという選択肢はありませんでした」