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スケート小平奈緒 高みを目指すリハビリ姿に1万人エール 「納得するまで突き進んで」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

小平奈緒選手【写真:Getty Images】
小平奈緒選手【写真:Getty Images】

 フィギュアスケートやスキージャンプなど、シーズンが終わりを迎えているウィンタースポーツ。今年は北京冬季五輪もあり、大いに盛り上がりました。一方で、アスリートはすでに次の目標へ歩みを進めているようです。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」は今回、スピードスケートの小平奈緒選手(相澤病院)に注目。トレーニングを再開した姿に反響が寄せられています。

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股関節の不調と大会直前の怪我で泣いた北京五輪

 4年前の平昌大会では500メートルで金メダル、1000メートルで銀メダルを獲得した小平選手。同大会では特に、500メートルで惜しくも五輪3連覇を逃し涙する地元韓国のイ・サンファ選手を励まし、抱擁する姿が大きな感動を呼びました。

平昌大会で大きな感動を呼んだ小平選手とイ選手の抱擁シーン【写真:Getty Images】
平昌大会で大きな感動を呼んだ小平選手とイ選手の抱擁シーン【写真:Getty Images】

 今回の北京五輪での小平選手は500メートルで17位、1000メートルで10位。期待されていたメダルを手にすることはできませんでした。しかし、そんな無念の結末の背景には、小平選手が抱えていた怪我の影響があったのです。

 小平選手は平昌大会後、股関節の不調に2年近く悩まされました。北京大会に向け状態を上げていきましたが、今度は大会前の1月中旬に道路で足を滑らせ右足首を捻挫。決して軽傷ではなく、1週間も氷から離れ、まったく滑れない状況で北京入りしたそうです。

 35歳で迎え、全力を尽くしたものの思うような結果を得られなかった北京の舞台。それでも小平選手は第一線で戦う道を選んでいます。