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参考書が繁華街のビルに変身!? 貼ってみたくなる付箋に大反響 「どこで買えますか」
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参考書や資料を読む時に便利なアイテムの一つが付箋。興味深いトピックを見つけた時に貼っておくと、後で読み返しやすくなりますよね。しかし、貼り続けていくうちに数が多くなりすぎて、収拾がつかなくなってしまうことも。そこでご紹介したいのが、貼れば貼るほど、本が“繁華街”のようになる楽しい付箋。SNS上で話題になっている遊び心たっぷりアイテムについて、制作したデザイナーのいしかわかずや(@issikazu20)さんにお話を伺いました。
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アイデアのきっかけは「繁華街の看板が本から飛び出す付箋に似ている」
分厚い本から突き出た謎の看板。中華料理店やラーメン店、漫画喫茶などの文字も見えます。雑多な様子はまるで繁華街のビルのよう。実はこれ、ただの飾りではなく、メモを一時的に書き留めていくために使う付箋なのです。IT企業デザイナーでアイデアクリエイターのいしかわさんが制作しました。
「繁華街に並んでいるたくさんの看板が、本から付箋が飛び出している様子と純粋に似ていると思ったことが制作のきっかけでした。普段から物事を観察しているので、似ている事象同士を組み合わせてありそうでなかったアイデアを考えることを頭の中でよくやります。また、真面目な参考書が不真面目な仕様になっていく様子が面白い化学反応だなと思ったことも、形にしようと思った理由です」
そこで、すぐに看板型の付箋を制作して本にペタリ。なかなかユニークな趣になったので、ツイッター上でその写真を公開しました。
「貼れば貼るほど繁華街になる付箋考えました。勉強熱心な人ほど、素敵な繁華街に仕上がります。笑」とメッセージを添えて投稿すると11.3万件の“いいね”が。リプライ(返信)にもコメントが殺到し「天才」「使える文房具大好きです」「どこで買えますか」「地方ごとに作ったらえらい商売になる」と購入希望者が続出しました。
また、「勉強すればするほど治安が悪化しそう……」「覚える度に閉店していく様は涙なしには見られない」といった声や「客引きはないけど逆引きはあるな」といった“うまいこと”を言う人も。「蛍光色を入れて夜のネオン街もぜひとも!」「マッサージ店や無料案内所もあるとさらにリアル」などバリエーションの増加を求める声も寄せられています。