からだ・美容
1日に2万回行う“呼吸”を味方に 元バレーボール選手が教えるぽっこりお腹解消法
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小学校時代にバレーボールを始め、高校時代から名選手として注目を集めていた滝沢ななえさん。プレミアリーグやチャレンジリーグなどで活躍し、その美しさでも話題になりました。そんな滝沢さんは現在、都内で女性専用のパーソナルジムを主宰するトレーナー。そこで「Hint-Pot」は、滝沢さんにボディメイクのエクササイズを伝授していただく連載をスタートします。春を迎えてどんどん薄着になっていくこの季節、夏に向けた準備を始めるならまさに今! 滝沢さんと一緒に、素敵なボディを手に入れましょう。
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なぜ呼吸法がぽっこりお腹に効くのか?
はじめまして。都内で女性専用のパーソナルジムを主宰しています、パーソナルトレーナーの滝沢ななえです。「Hint-Pot」でこの度、きれいになりたい、健康になりたい皆さんに向けて、ボディメイクの連載をスタートすることになりました。運動が苦手な方にも、簡単に、楽しく、そして効果的なエクササイズをいろいろとご紹介していきます。ぜひ一緒に体を動かしていきましょう!
第1回のテーマは「脱ぽっこりお腹・初級編」です。体のお悩みナンバー1といえばお腹。特に女性の場合、下腹部のぽっこり感を気にされる方が非常に多いのです。
運動初心者の方が「お腹痩せしたい!」という時、私が最初に教えているのは「呼吸法」です。「え!? 腹筋運動ではないの?」と驚かれるかもしれませんが、実は呼吸法によって、体の内側からお腹をキュッと引き締める効果が期待できます。
女性の場合、ぽっこりお腹の主な原因に“お腹のインナーマッスル”の筋肉不足があります。インナーマッスルとは体の表面ではなく、骨に近い深い位置にある筋肉のこと。そしてお腹の代表的なインナーマッスルは「腹横筋」。肋骨と骨盤の間に、コルセットのようにグルリとついている筋肉です。
お腹のインナーマッスルは呼吸時に使われますが、呼吸が浅いとインナーマッスルがあまり使われません。そして、使われなくなった筋肉はどんどん動かなくなり、弱くなってしまいます。
もしも、腹式呼吸がちゃんとできない、呼吸の際に肩が上がる、呼吸が浅い、気付くと息が止まっている……と感じているなら要注意。インナーマッスルが弱くてゆるんでしまい、ぽっこりお腹の原因になっているかもしれません。