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ティーバッグ1つで砂糖不使用のミルクティーが! 画期的商品の開発担当者が語る苦労とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部・瀬谷 宏

お湯を注いで90秒でおいしくいただけるミルクティー【写真提供:三井農林(株)】
お湯を注いで90秒でおいしくいただけるミルクティー【写真提供:三井農林(株)】

 まろやかでほっとする優しい味わいのミルクティー。しかし、おいしいミルクティーを自宅で淹れようと思うと意外と難しかったり、手間や片付けが面倒だったりします。そんな悩みを解決すべく、紅茶の老舗ブランド「日東紅茶」を手がける三井農林株式会社は昨年8月、ミルクパウダーと茶葉が一緒になった新商品を販売。世間の注目を集めました。そして今回、さらなる新商品の試験販売にあたり、開発者が完成までの秘話を大公開。構想からの道のりや意外な社内事情を語っています。

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一時は品薄状態にもなった画期的なティーバッグ

 昨年8月に発売された「ミルクとけ出すティーバッグ(オリジナル、アールグレイ)」(4袋入り、324円)のコンセプトは、「お湯を注いで90秒で簡単にできるおいしいミルクティー」。ミルクパウダーと茶葉が一緒に収められており、その名の通りティーバッグ1つでミルクティーを楽しむことができます。

 粉末タイプのミルクティーの多くは砂糖を使用していますが、このティーバッグは砂糖不使用なのもポイントです。淹れるのも片付けるのも簡単なのに、紅茶本来の香りも十分に楽しめるとあって、一時は品薄状態に。老舗ならではの本格的な味わいと手軽さなどが支持され、現在は人気商品になっています。

「正直、ここまで反響が大きくなるとは思っていなかった」と語るのは、「日東紅茶TeaMart」店長で三井農林営業第一本部に所属する前田壮矢さん。「テレビ番組で取り上げていただき、SNSでも“バズった”のは衝撃的で、うれしかったですね」と予想を上回る人気に驚きと喜びを見せています。