生後半年頃から壁を走るように　先住ねこのしぴちゃんは自主避難

　脅威の身体能力を見せたのは、もうすぐ推定年齢1歳を迎える「おこめ」ちゃん。生まれて間もない頃、きょうだいねこと一緒に建物と壁のわずかな隙間にいたところを飼い主さんに保護されました。

　離乳前の子ねこを育てるのが初めてだった飼い主さんは、仕事との両立に苦戦しながらも愛情いっぱいにお世話。現在では、垂直の壁を走り回ることができるほど元気に成長しました。こうして壁を走り始めたのは、骨格がしっかりしてきた生後半年頃だそう。

「おもちゃを追っている時も、“1人”で『うにゃうにゃ』言いながら部屋中を走り回っている時も壁を走ります。初めて見かけた時は、『引っ越す時にお金かかりそうだな……』と思いました」

　苦笑まじりに語る飼い主さんですが、楽しそうに駆け抜けるおこめちゃんの姿には思わず目尻が下がっているようです。

　ちなみにおこめちゃんには、ソマリの「しぴ」ちゃんというお姉ちゃんがいます。飼い主さんによると、しぴちゃんは壁を走らず、「おこめの遊び方が激しいのを知っているので、走り始めるとロフトベッドの上に自ら避難しています」とのこと。

　とはいえ、普段はとても仲良しな2匹。息が合ったかわいらしい日常は、YouTubeチャンネル「しぴこめしゃんねる」でも見ることができますよ。

○取材協力：しぴこめの記録（@chipie0826）さん

（Hint-Pot編集部）