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漫画

「周りに配慮して」 花粉症のつらさを知らない上司の一言 傷付いた漫画に17万人共感

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

「お互いがそれぞれの立場に立って歩み寄っていくことが大事」

 作者の青木さんに、今回の漫画を描こうと思った理由や職場以外の花粉症エピソードについて話を伺いました。

Q. 今回の漫画を描こうと思った理由を教えてください。
「上司から言われた心ない一言に行き場のない悲しみと怒りを感じたため、その感情を吐き出すように漫画を描きました」

Q. 花粉症の症状はいつ頃から出始め、例年どのような症状に悩まされていますか?
「確か、20歳の春でした。朝起きたら目ヤニで目が開かなかったのを覚えています。例年悩まされる症状としては鼻水、目のかゆみですね。薬の副作用による眠気もつらいです」

Q. 上司につらい症状について相談したことは?
「上司には特に何も話していません。4月の異動で上司が変わったので、今回の出来事はまだ関係性が出来上がっていない状況で起きてしまった“凄惨”な事件でした」

Q. 職場以外でも花粉症のつらさを理解してもらえず不快な思いをしたエピソードがあれば教えてください。
「今年、電車内でくしゃみをした時のこと。その瞬間に隣のおばあさんがマスクを1枚取り出して2枚重ねに装着したという出来事がありました。まだコロナ禍が続いていることもあり仕方ないことですが、少し悲しい思いをしましたね」

Q. 心に残った読者からの感想があれば教えてください。
「『どっちの気持ちも分かる』ですね。花粉によるアレルギー反応という理由があるとはいえ、やっぱり騒音を出しているという結果に変わりはありません。だから、お互いがそれぞれの立場に立って歩み寄っていくことが大事だと感じました」

(Hint-Pot編集部)