漫画
大変だった娘の“慣らし保育” 思い出綴った漫画に共感と感動 「励まされる」
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本格的に保育園へ通う前に、親子ともども新しい環境に慣れることを目的として行われる“慣らし保育”。期間やスケジュール、対応は園ごとに変わるため、家庭によってさまざまなエピソードがあるでしょう。ツイッター上では、そんな慣らし保育の思い出を綴った漫画に計1万3000件以上の“いいね”が集まっています。作者のりりー@ほっぺちゃん2y(@riri_hoppe)さんにお話を伺いました。
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人見知りが激しかったほっぺちゃん 慣らし保育が始まると…
真っ赤なほっぺがかわいい長女「ほっぺ」ちゃんの育児漫画を、SNSやブログで発表しているりりーさん。優しい色合いとタッチで描かれる作品は、思わずほっこりと温かな気持ちになるものばかりです。
りりーさんは先日、ほっぺちゃんが保育園に入園してから1年が経ったことをきっかけに、当時の様子を思い出して漫画にまとめました。
ほっぺちゃんは昨年4月、1歳半で保育園に入園。ただ、この時のほっぺちゃんは、近所のおじさんに挨拶されただけで“ギャン泣き”してしまうほど人見知りが激しい状態でした。慣らし保育初日も先生にお預けされた瞬間から大泣き。1時間半後にりりーさんがお迎えに行った時も、顔を真っ赤にして泣いていました。
その後も、慣らし保育は一筋縄ではいきません。3日目には発熱し、6日目には“お昼ごはん拒否”でお迎え要請の連絡が。9日目、10日目、12日目も発熱や“お昼寝拒否”、“お昼寝拒否+発熱”でりりーさんは急遽お迎えに行かざるを得ませんでした。そうして、当初の終了予定日だった14日目、りりーさんはほっぺちゃんの慣らし保育延長を決めます。
リリーさんはほっぺちゃんが毎朝泣いて登園する姿を見るのがつらくなってきました。「(ほっぺちゃんに)かわいそうなことをしてしまっているんだろうか……」と不安を感じる中で迎えた延長初日の15日目、ほっぺちゃんの様子にかすかな変化が訪れます。
登園したほっぺちゃんが何と、自ら先生に抱っこされにいったのです。そうして、時間が経つごとに保育園に慣れていきます。そんな娘の姿を見て、りりーさんは「ほっぺちゃん、たくさん頑張ってくれてありがとう」と思わずにはいられないのでした。
大変だった慣らし保育を経て1年。ほっぺちゃんは今や、泣くこともなく毎日楽しく保育園へ通うようになりました。以前はお母さんと離れる瞬間に泣いてばかりでしたが、今では保育園に到着すると大好きな先生のおひざまで一直線に向かって行くほど成長しているのです。
3編からなる今回の漫画がツイッター上で公開されると、1万3000件以上の“いいね”が。リプライ(返信)にはさまざまな慣らし保育のエピソードとともに、「元気をもらった」「励まされる」「我が子も今頃、慣らし保育頑張ってるんだろうなあ」といった反応が寄せられました。