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タイで自撮りしていた女性2人 価値観の違いに驚く漫画に反響「映えの基準が逆」

著者:Hint-Pot編集部

漫画のワンシーン【画像提供:小林眞理子(@mariko_asia27)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:小林眞理子(@mariko_asia27)さん】

 特別なイベントがない、いわゆる“普通の日”に着る服を普段着と呼びます。今でこそパンツやスカートといった「洋服」が主流ですが、ひと昔前の日本は「着物」。こうしたファッションの変遷は世界中に存在しており、SNSには伝統衣装に身を包む“映え”な一枚が各国から投稿されています。ただしそうした“映え”の基準は、地域によって異なるようです。タイ北部の国立公園で出会った現地女性2人、そのビフォーアフターに驚いたという日本人女性の漫画が1.1万件の“いいね”を集めています。作者の小林眞理子(@mariko_asia27)さんに詳しいお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

カジュアルな服装の女性2人 着替え始めて「お色直しか」と思いきや

 漫画家でイラストレーターの小林さんはアジアが大好き。特にタイでの日常を描いた漫画で人気を博し、自身のツイッターとインスタグラム(mariko_asia_27)アカウントでは多数の作品や写真を公開中です。今回話題になった漫画はタイ北部のナーン県でノマドワークをしていた時、現地の人に教えてもらったドイプーカー国立公園を訪問した時の出来事でした。

 ドイプーカー国立公園はタイ北部らしい自然にあふれた場所。きれいな空気を満喫していた小林さんは、渡ろうとした橋の上で自撮り中のタイ人女性2人を見かけます。それぞれデニムパンツとTシャツ、半袖シャツとショートパンツのセットアップというよくあるカジュアルな服装です。

 実はタイ人女性、自撮り写真をSNSに投稿することが日本人以上に大好き。そうした状況を知っている小林さんは2人を微笑ましく見守りながら、圧をかけないようにして撮影の終了を待ちました。

 しかし次の瞬間にはびっくり。何と2人はタオルで隠しながら着替えを始めたのです。「お色直しして別バージョン撮る気か……」と思った小林さんですが、着替えの終了時にまたしても驚いてしまいます。2人が身を包んでいたのは色鮮やかな民族衣装。あまりの美しさに見惚れた小林さんは、歩き始めた2人から目が離せません。2人のうち1人は小林さんに気付いてニッコリ微笑みますが、車に乗り込むとどこかへ行ってしまいました。

「帰った!? そっち(民族衣装)では撮らない!!」

 小林さんは衝撃を受けながらも気付きます。つまり、2人にとっては一般的なカジュアル服が「自撮り用のイケてる服」で、美しい民族衣装が「普段着」。日本から来た小林さんとは逆の価値観ですが、「何となく乙女心は分かる……」「いろんな価値観面白い」と大きな気付きを得ました。それでも最後は「めちゃくちゃびっくりしたよお姉さんたち!!」と、民族衣装に着替えた後の美しさを絶賛するのでした。

 この漫画がツイッターで公開されると1.1万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「それは確かに衝撃w」「はえー、映えの基準が逆なんか」「オチで笑ってしまった」と同じく衝撃を受けた人たちからの声が。

 またタイ少数民族の衣装は日本にもファンが多いことから、「衣装的にアカ族っぽいかな?」「タイ族やラーオ族じゃなくてカレン族の方かな」「モン族の方々ですかね」といった推測や、タイ語で「モン族」と指摘する声も。「ひょっとすると民族衣装で別のロケ地あるいはお仕事(観光関係など?)に向かったのかも」という見方もありました。

 ちなみにこの漫画にはさらにオチがあり、小林さんは車のそばで民族衣装姿のおばあさんと小さな女の子も目撃したそうです。先の2人が着ていたものは少し異なっており、「年齢によって着るものが違うっぽい」と感想を添えています。

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