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タイで自撮りしていた女性2人 価値観の違いに驚く漫画に反響「映えの基準が逆」
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「普通の人でもフォロワー1000人くらいいる人も」タイのSNS事情とは
タイでの楽しい日常を漫画で綴る小林さん。コロナ禍で自由な海外旅行がままならない今、海外で体験した出来事の数々を伝えて旅行ファンを癒やしています。そんな小林さんに、タイでの生活などについて詳しいお話を伺いました。
Q. 今回の漫画を描こうと思った理由を教えてください。
「以前から自撮りに情熱をかけるタイ人女性の姿をあちこちで見ていました。今回もそうだろうと思っていたら、きらびやかなドレスを着ても撮らず驚いたからです」
Q. タイ人女性のSNS投稿には、自撮り以外に日本人とはどのような感覚の違いがありますか?
「その日に買ったものや食べたものなどをたくさん投稿していますね。みんながSNSを使っているので、普通の人でもフォロワー1000人くらいいる人が多いです。プーケットの“映えスポット”では、ドレスを着た女性が順番待ちをしている姿も見ました」
Q. SNS投稿に関して、逆に日本人と似ているように感じる点はありますか?
「うーん……女性は加工アプリできれいにしているところですかね」
Q. 若いタイ女性たちの間では現在、どのようなことが流行っていますか?
「マスクにカラフルなプラスチックの鎖をつけることですね。食事などの際は外しても首にかけたままで、またすぐ着けられるようになっていました」
Q. 読者からの感想で心に残ったものや読んで気付いたことなどを教えてください。
「彼ら(タイ少数民族)に会いに行く観光ツアーはありますが、今回は突然目の前で変身されて、まるで魔法少女のように正体が判明しました。その驚きに皆さんが共感してくれたのかもしれません。彼らが町に普通にいる場合もありますと追記させてください」
旅先で驚いたタイ人の行動を多く描いている小林さん。SNS投稿以外にも出版社「ワニブックス」のニュースサイト「ニュースクランチ」で「タイの日常~出張版」を連載しています。自身の価値観を良い意味で覆し、広い視野をもたらす海外旅行。「そろそろ恋しくてたまらない!」という人はまず、小林さんの作品で気分を味わってみてはいかがでしょうか。
(Hint-Pot編集部)