飼い主さんがいない間に、ペットたちはどんな行動を取っているのでしょうか。今回ご紹介するのは、飼い主さんが給水器のお水を変えている間に不審な動きをするハムスター。動きに薄々気付いていた飼い主さんは、カメラを設置してみることにしました。するとそこには、爆笑必至の表情で外を覗く姿が。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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マイペースなむぎちゃん　大好物はブロッコリー

　給水器の差し込み口からご機嫌なおかおを覗かせているのは、ジャンガリアンハムスターの一種、プディングハムスターの「むぎ」ちゃん。愛らしいお名前は、もち麦のような見た目が由来。呼びやすいようにむぎの部分を残しました。

　おっとりガールなむぎちゃんをお迎えする際、飼い主さんが覗いたケージの中には2匹のプディングハムスターが暮らしていたそうです。すると、そのうちの1匹はもう1匹の上に乗ってみたり、下に潜ってみたりととても活発。そこで、されるがままになっている方の1匹がどうにもかわいらしく思えたためお迎えを決めました。それこそがむぎちゃんです。

　飼い主さんに大切に育てられたむぎちゃんは、やっぱり今でも少々マイペース。大好物はブロッコリーですが、花蕾の部分を食べ終わって茎だけになると、ポイッと捨ててしまうのだとか。「その姿が面白くて、ブロッコリーをあげる時はずっと眺めてしまいます」と飼い主さんは目尻を下げます。

　また、食事中は集中しすぎて頭部の感覚がなくなるのか、頭を触っても反応がないそう。例えば、飼い主さんがむぎちゃんの頭にキャベツやお花を乗せると、普段ならすぐに払いのけるのに、食事中はまったく気にしません。そして食べ終わると同時に感覚が戻るのか、頭の上を気にし始めるのでした。