独特な視点が痛快なミチルさんの作品　企業とのコラボで商品化も！

　おしゃれでかわいらしさがありつつも、シニカルな視点が印象的なティッシュケースで大きな反響を呼んだミチルさん。昨年末にもCGを使って作ったプロトタイプの「お好み焼きの鉛筆削り」を発表しており、こちらについてもその発想力に脱帽する人が続出しました。

　物ごとをあらゆる側面から独自の視点で見つめた貴重な作品の数々。これらをSNS上で発表していくと、企業から声がかかり商品化に至ったケースもありました。その商品が「長ネギの千歳飴」です。

　その名の通り、七五三のお祝いに欠かせないお菓子の千歳飴を長ネギで表現したこの商品は、リアルな見た目が実に秀逸。しかも、長ネギの粉末入りというこだわりぶりです。

　こうした反響や商品化の動きは創作活動にも影響があったように思えますが、ミチルさんは「特にありません」と言います。発想の原動力や創作へのモチベーションは、こういった話題性とは違う、もっと深いところにあるのかもしれません。

　いずれにせよ、見た目も楽しく思わず膝を打ちたくなる作品を発表し続けるミチルさん。これからどんな楽しい作品を生み出してくれるか、ますます目が離せません。

（Hint-Pot編集部）