漫画
“クソダサ野郎”になりたくない 中学生から受けた感銘描く漫画が話題 「かっこいいぞ」
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「大きな声で挨拶をしてくれる子に会うと、自分も頑張ろうと思います」
普段の中村さんは、ツイッターアカウントで「ムスメ三国志」という漫画を公開しています。中国の名作古典「三国志」をあまり知らない中村さんに、愛娘がゆるく教えてくれるという内容です。こちらにも、子どもの考えや視点をきちんと受け止める中村さんらしさがあふれていますよ。
今回話題になった中学生の作品は、いつもの投稿とは少し違った日常もの。大人の読者にも気付きをもたらしたこの作品について、中村さんに詳しいお話を伺いました。
Q. 今回の漫画を執筆した理由を教えてください。
「こういう少年たちを近所で偶然見かけたのですが、その考え方が新鮮に思えました。押し付けられてやっているのでなく『ちゃんとルールを守る方がかっこいい』みたいな価値観に従って行動しているのかな、だとしたら素敵だな~と思ったからです」
Q. 中学生の姿を見て、ご自身の普段の行動など振り返ったものは何かありますか?
「人の行動に影響されることはよかれ悪しかれいろいろあると思います。自分にも子どもがいるので、口で『ああしなさい』『こうしなさい』というだけでなく、この少年たちのようにかっこいい行動で示していければいいなと思ました」
Q. 子どもたちの行動で他に良い刺激を受けたものはありますか?
「すごく大きな声で挨拶をしてくれる子に会うと、自分も頑張ろうと思います」
Q. 読者からの感想で心に残ったものがあれば教えてください。
「『野球の大谷翔平選手もゴミを拾っている』というエピソードを書いてくれた人がいました。そういうスターがかっこよさの見本になってくれるのは、とても素晴らしいと思います」
ちなみにこのリプライは、球場内でゴミを拾う姿が度々目撃されている大谷選手がその理由を「人が捨てた幸運を拾っている」と答えたという内容。大谷選手は花巻東高時代に佐々木洋監督からゴミ拾いの大切さを学んだそうで、事実としてメディアでも報じられています。
(Hint-Pot編集部)