どうぶつ
盲導犬候補の子犬をボランティアで預かり3か月 楽しい毎日でも尽きない悩みとは
公開日: / 更新日:
ある日、おもちゃが血だらけに…!? 驚いた古澤さん一家が見たものは
3月中旬から下旬頃のことだったでしょうか。ある日ふと遊んでいたおもちゃを見ると、血だらけになっていたんです。「え! 何で!? どうして!?」とジェニーの口を開いて見てみると、歯が2本くらい抜けていて「ああ……」と脱力。
当たり前のことですが、犬も乳歯から大人の歯に生え変わるのですね。その後、家族みんなでケージや部屋の中をあちこち探してみたのですが見つけられませんでした。
それからも歯は順調に抜け替わり、見つけたいくつかの歯は次女が大切に保管しています。小さなジェニーが大きくなった証になる歯は、次女にとって宝物に等しいものなのでしょう。
ジェニーの変化としては、最近さまざまな言葉を覚えてきたように思います。元々「シット(おすわり)」や「ウエイト(待て)」は理解していましたが、「ごはん」という言葉を聞くと庭にいてもすごい勢いで走ってくるようになりました。「ダウン(伏せ)」からの「ゴロ~ン」や「叶海ちゃんは?」と子どもの名前を伝えると、探す素振りを見せるようにも。
また「そろそろ寝るよ」と言った時、ケージに入れられないよう逃げるようになったのも、言葉が分かり始めている証拠なのでしょう。ジェニーとコミュニケーションが取れるようになってきたことで、さらに愛しさが増しました。今後、どんな言葉を覚えてどんな表情を見せてくれるのか、本当に楽しみです。
そうそう、散歩の際に近所の人から話しかけられることが増えたのも、ジェニーが来たことによる楽しい変化です。「あそこの家、パピーウォーカーやっているんだって」と、どうやら噂が広まっているようで、まったく挨拶をしたことのない方から話しかけられることも。「犬を飼うとコミュニティが広がる」とは聞いていましたが、ご近所さんとまで仲良くなれるなんて、ジェニーに感謝しています。