我が強い性格だけど…お腹をなでなでしてもらうのが大好き！

　生来、人懐っこいという柚ちゃんは、道端や公園、カフェなどで出会った人にお腹を撫でてもらうことが大好き。また、飼い主さんによると「ハスキーの典型的な性格ですが、自己主張がとても強い」そう。お散歩を拒否する時も、仰向けになって「お腹を撫でるまで動かないぞ」と言わんばかりの大胆ポーズを取るのだとか。

「散歩中に人から声をかけられると、道の真ん中でお腹を見せて撫でてもらおうとしますね。うちに来るお客さんには、全員にお腹を見せて“かまってポーズ”をします。たまに私が仕事や家事に集中していると、お腹を見せて待っていることもあります（笑）」

　そんな柚ちゃんの愛らしい性格とクセが全面に出た映像が、ツイッター上で大きな注目を集めました。それはある日の夕方のこと。柚ちゃんの夕飯は、時々泊まりに来る友人のハスキーに合わせて午後7時に設定しています。しかし、この日は柚ちゃんの腹時計が狂ってしまったのか、1時間も前から催促をし始めました。

「ごはんの時間だよー！　ちょうだいよー！」と言っているかのように鳴きながら近づいてくる柚ちゃん。おかんさんは、「It’s not dinner time.（夕飯の時間じゃないわよ）」と英語で返事をします。しかし、柚ちゃんは納得がいかない様子。さらにアピールを続けます。

　そこで「Dinner is at 7.（夕飯は7時よ）」と言うと、柚ちゃんは「ワン！」と大きな声でお返事。まるで「嘘よ！」と言っているかのようです。その後も落ち着いた声色で説明を続けるおかんさん。すると、柚ちゃんもようやく間違いに気が付いたのか、バツが悪そうな様子で足元にスリスリとすり寄ってきました。そして、コロン。足元に倒れてお腹を見せると、ごまかすようにお腹なでなでを要求するのでした。

腹時計が狂ったのはサマータイムのせい？

　おかんさんは「ごはんは7時なのに、6時から『飯くれ』叫び、間違いを指摘されて、なめらかに腹撫でに変更してくるハスキー」とコメントを添えて、この映像をツイッターに投稿。すると瞬く間に話題になり、7.7万件もの“いいね”が集まりました。

　リプライ（返信）には、「こんなかわいい催促されたらあげちゃう」「ハスキーのくせにコーギしてんじゃあない」「7時に反応して動き止まるの萌える」など、たくさんのコメントが寄せられています。

　ちなみに、柚ちゃんが間違えてしまったのは、最近サマータイムに切り替わったことも関係しているのかもしれません。ベルギーでは毎年3月の最終日曜日の深夜2時からサマータイムに切り替わっており、夕飯が1時間遅くなってしまったのです。

　その後、柚ちゃんはお腹を撫でてもらった後もやはり空腹に耐えられなかったのか催促を再開。おかんさんは根負けしてごはんを用意してあげたそうです。たかが1時間、されど1時間。柚ちゃんにとってはいろいろなことを学んだ（？）時間だったのかもしれません。

（Hint-Pot編集部）