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「おつとめ品」のマダイ刺身が劇的変化! お手軽調理のどんぶりレシピ2選

著者:和栗 恵

左から宇和島風タイめしとマダイのゴマ漬け丼【写真:和栗恵】
左から宇和島風タイめしとマダイのゴマ漬け丼【写真:和栗恵】

 マダイは通年で手に入れることができる魚ですが、旬は春と秋の年2回。春の旬は3月から6月とまさに今です。そこでマダイを使った簡単丼を2種ご紹介しましょう。縁起物でもあるため、子どもの日や母の日などちょっとしたお祝いにもぴったり。お刺身用を使うので、面倒な下ごしらえも不要です。

 ◇ ◇ ◇

噛み締める度に深まる味わい 豊富な栄養も見逃せない

 古くから「縁起が良い」とされ、おめでたい席では欠かせない魚といえばタイ(マダイ)。縁起物とされる理由の一つは、体の表面が赤いことです。日本では古来、赤には魔除けの力があると信じられてきました。

 そしてもう一つは、タイが胸ビレを動かす時に使う骨です。「タイのタイ」と呼ばれるこの骨はまさにタイとそっくりな形。江戸時代には「タイのタイを持ち歩くと金運が上がって厄除けになる」という噂が広まり、人々が験を担いだそうです。

 比較的に淡泊な味わいが多い白身魚の中で、マダイは旨味成分であるグルタミン酸やイノシン酸を含み、噛み締める度に深まる味わいが魅力。疲労回復に効くとされるビタミンB1や肝機能を高めるタウリンなど、豊富な栄養も見逃せません。

 現在は養殖物が通年で出回り、価格も安定しています。夏に向けてしっかりと体づくりをしたいこの時期、マダイを食べて健康効果を期待してみませんか?

マダイの産地・愛媛県宇和島市の郷土料理をお手軽に調理

普通の「タイめし」とはひと味違う宇和島風【写真:和栗恵】
普通の「タイめし」とはひと味違う宇和島風【写真:和栗恵】

 愛媛県は日本一の養殖マダイ産地。丸ごと1匹のタイとごはんを土鍋で炊き込む豪快な郷土料理「タイめし」で有名ですが、主要産地の宇和島市では炊き込まずにタイの刺身を使うのが定番。だししょうゆで和えた切り身をごはんにのせ、卵の黄身を混ぜていただきます。

 アツアツのお茶をかけて茶漬け風にしても美味。その際は黄身を落とさず、ワサビを添えるといいでしょう。

○宇和島風タイめし

【材料】(2~3人前)
マダイ(刺身用) 120g
卵の黄身     2~3個(1人前1個)
しょうゆ     大さじ1
酒        大さじ1
砂糖       小さじ1
水        大さじ1
昆布       15cm程度を2枚
大葉       4枚
ゴマ       適宜
刻み海苔     適宜
刻み青ネギ    適宜
ごはん      茶碗に2~3膳分(1人前につき1膳)

【作り方】
1. マダイは薄めのそぎ切りにする
2. 濡れぶきんでさっと拭いた昆布をバットに並べ、その上に1のマダイを並べる。しょうゆ、酒、砂糖、水を混ぜ合わせた調味液を回しかけ、食品用ラップでぴったりとフタをして冷蔵庫で30分以上休ませる
3. どんぶりにごはんを盛り、刻み海苔をまんべんなく広げる
4. 2のマダイを3の上に並べ、大葉の千切りと刻み青ネギ、ゴマを散らす
5. 卵の黄身をのせ、漬けダレを上から回しかけて完成

※作り方の2の置き時間は半日ほどがおすすめ。昆布の旨味がしっかり染みて、さらにおいしさがアップする

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