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汗ばむ季節にゴーヤーを食べるべき理由 優れた栄養を解説 おいしいものの見分け方も

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:和漢 歩実

ゴーヤーといえばチャンプルー ミックスジュースも

定番のゴーヤーチャンプルー(写真はイメージ)【写真:写真AC】
定番のゴーヤーチャンプルー(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 ゴーヤーを使った人気の料理といえば、「ゴーヤーチャンプルー」ですね。チャンプルーは沖縄の方言で「ごちゃ混ぜ」といった意味。ゴーヤーチャンプルーは、水分が少なく硬めの島豆腐とゴーヤーを炒めた料理ですが、さらに卵や豚肉を合わせて調理したものが一般的です。

 ゴーヤーは野菜のため、タンパク質の供給は期待できません。タンパク質が主成分である豆腐や豚肉、卵などを組み合わせたチャンプルーは、相性の良い組み合わせといえます。

 ミキサーで作るジュースも手軽です。ゴーヤーだけでは苦いので、市販のリンゴジュースを加えてミキサーにかけると飲みやすくなります。または、ゴーヤーにバナナと牛乳(または豆乳)をプラスしても良いでしょう。

 大型連休が明け、これから蒸し暑さが気になってくる時季です。健やかに過ごすために、ぜひゴーヤーを食卓に取り入れてみましょう。

(Hint-Pot編集部)

和漢 歩実(わかん・ゆみ)

栄養士、家庭科教諭、栄養薬膳士。公立高校の教諭として27年間、教壇に立つ。現在はフリーの立場で講師として食品学などを教える。現代栄養と古来の薬膳の知恵を取り入れた健やかな食生活を提唱。食を通して笑顔になる人を増やす活動に力を注いでいる。
ブログ:和漢歩実のおいしい栄養塾