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「絶対笑います」 牧場の呼びかけに24万人爆笑 子馬がとった驚きの行動とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

生まれたばかりの子馬ですが…(画像はスクリーンショット)
生まれたばかりの子馬ですが…(画像はスクリーンショット)

 春は競走馬の出産シーズン。牧場では次々と新しい命が誕生しています。生まれたばかりの子馬には夢も希望もあふれていますが、初めて見るものに興味津々。今回ご紹介する子馬もそんな一頭で、人間のアゴに吸い付くという仰天行動を見せてSNS上で大きな話題を集めています。一体なぜこんな状況になってしまったのでしょうか。子馬の出産に立ち会った上山牧場(北海道浦河郡浦河町)にお話を伺いました。

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天皇賞馬を輩出した上山牧場に誕生した血統馬のバズ子ちゃん

「あなたの25秒をください。絶対笑います」

 こんな言葉とともに上山牧場の公式ツイッター(@kmym_bokujo)アカウントで公開された動画は、生まれたばかりと思われる子馬がお世話をしている男性の近くで何かを探しているところから始まります。ひとしきりあたりを見回すと、おもむろに男性のアゴにアタック! そのまま一心不乱にアゴを吸い始めました。

「チュッチュッ」と大きな音を立てて吸い続ける子馬に、されるがままの男性は苦悶の表情。これを見ていた撮影者やスタッフは「どこを吸ってるねん!!」と言いながら大爆笑です。

 この投稿には何と24万件以上の“いいね”が集まり、再生回数は482万以上という驚異的な数字を記録しました。リプライ(返信)には「涙を流して笑いました」「笑ったし、癒やされた」「笑いすぎて50秒もらった」「キスマーク、がっつりつくね」など笑いにあふれたメッセ―ジが殺到。「これだけ生命力強いと楽しみ」「元気に育ってね」「将来の日本ダービー馬」といった子馬への期待の声も寄せられています。

 この子馬が誕生したのは馬産地として知られる北海道浦河町にある上山牧場。日本中央競馬界(JRA)の最高格付け競争とされるGIレースの一つである1986年天皇賞・春で優勝したクシロキングを輩出した老舗牧場です。現役馬では、3歳ですでに4戦2勝の好成績を収め、将来を嘱望されているタヤスゴールドも送り出しています。

 今回話題を集めた子馬は女の子。ツイッターの動画が“バズった”ことで、スタッフは「バズ子」と呼んでかわいがっています。お父さんはJRAと地方競馬のGI(Jpn1)競争で史上最多の10勝を挙げたダート(砂)の名馬ホッコータルマエで、お母さんは牧場ゆかりのクシロキングの血を受け継ぐラブレインボーという血統馬です。