からだ・美容
子どもの食べ残しは食べない 産後27キロ減量に成功した女性 育児と両立する工夫とは
公開日: / 更新日:
育児と仕事を両立しながら、27キロの減量に成功したちむちゃん(@Max83__BUTA)さん。子どもに誇れるママになりたいと目標を掲げ、現在も週5日のトレーニングを行っています。そんなちむちゃんさんの原動力を2回にわたって紐解くプチ連載。後編は子育てをしながらも目標を達成した秘訣がテーマです。増量のもとになったのは、ママがついついやってしまいがちなある行動。それをどのようにセーブしていったのか、工夫についてお話を伺いました。
◇ ◇ ◇
食べ切れる分を各自に配膳 常備菜でフォロー
ちむちゃんさんは出産後、自己最高体重の83キロまで増量しました。その姿で写真に写りたくないと思っていましたが、ふとした時に“子どもと写っている写真が少ない”と気づいて減量を決意。ツイッターアカウントを開設し、ボディメイクを目指す仲間たちと励まし合うことで成功につなげていきました。
そんなちむちゃんさんは、ツイッターなどでよく「食事はどうしているの?」という質問を受けます。
子どもや家族がいると、自分だけ減量に向いた食事を摂るのは難しいもの。また子どもに“食事ムラ”があると、親はついつい食べ残しに口をつけてしまいがちです。いち早くそうした状況に気づいたちむちゃんさんは、まずその習慣をやめました。
「以前は、子どもの食べ残しや大皿に残ったおかずまできれいに平らげていましたが、まずはそれをやめました。夕食は家族が食べ切れる分だけを作るようにして、足りない分は常備菜を足すことで調整しました。
大皿で配膳するのをやめて、各自のお皿に食べ切れる分だけを用意するようにしてからは、息子が『ママ~、今日全部食べられたの! すごいでしょ!』とうれしそうに言ってくれることが増えました。結果的に子どもの食育にとっても良かったのだと思います」
大皿料理をやめたことで手間は多少増えましたが、自分が摂りたい栄養素を調整しやすくもなりました。
「夜は活動量が減るので夕食は控えめにしつつ、タンパク質を多めに摂っています。そこで私だけ作り置きしているサラダチキンやおみそ汁、サラダくらいにしています。朝昼はその日によって。栄養バランスに気をつけつつ、主食はオートミールや玄米、白米にもち麦を加えた小さめのおにぎりなどをお弁当に持っていったりしています」
また、難しいのは自宅でのトレーニング時間の確保。初めの頃はなかなか時間が取れず、夜中になってしまったことやできなかったこともありましたが、今は割り切ってできる時にできることをやるというスタンスに。配偶者さんが子どもをお風呂に入れてくれる際、事前に「30分くらい体操するね!」と伝えて、“自分時間”をもらうようにしているそう。
「子どもが私と同じように『体操する!』と言う時があるので、そんな時はゴムバンドを足にはめてあげて一緒にスクワットをしています。息子は途中で飽きてしまい、部屋の隅にある子ども用の鉄棒で遊び始めてしまうのですが、その間にトレーニングしちゃいます。目の届くところにいる時は、30分~1時間くらいトレーニングできます」
さらに子どもがいることで、体を動かすには良い面もあるそう。
「子どもとお散歩や近くの公園に行くだけで相当な運動になります! 最近は足も速くなってきたので、追いかけ回すのにしっかりランニングシューズを履いて出かけるようにしています。抱っこしながらスクワットをしたり、ヒップリフトをする時に上に乗ってもらったり。『ママ頑張れ~!』と応援してもらいながら遊んであげられて、一石二鳥かなと思います」