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神が宿っているような鳥居 大雨の中で撮影した一枚に10万人感嘆 「絶対に何かいる」
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神社の内側と外側の境界を示す鳥居。内側は神様のエリアとされ、どこか張り詰めた空気すら感じられますよね。今回ご紹介する鳥居の写真も、そんな神々しい雰囲気が醸し出されている一枚。SNS上では“神が宿っている”と感じた人たちからの声が続出し、大きな話題になっています。この光景に出会うことができた理由などについて、撮影者のshota(@pho_to_shota)さんにお話を伺いました。
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あえて撮影に不向きな雨の日を狙った一枚は「想像以上の光景」
薄日が差し込む森の中、苔に覆われた石灯籠とその奥に佇む石造りの鳥居。鳥居の先はもやがかかり、神秘的なムードに包まれています。この写真が撮影された場所は岐阜県美濃市の瀧神社。岐阜県神社庁の公式ウェブサイトによると、高賀山を囲む高賀六社の一つで、瓢ケ嶽(瓢ケ岳、ふくべがたけ)の妖魔を退治した平安時代の貴族、藤原高光の創祀になる神社と解説されています。
この写真を撮影したのは写真家のshotaさん。昨年8月中旬、愛機のフルサイズミラーレスカメラ「SONY α7iii」にレンズ「タムロン17-28mm」を装着して現地を訪れました。
shotaさんはインスタグラムで雨の日のこの場所を見て、行きたいと思っていたのだそう。そのため、あえて撮影には厳しい条件が揃うタイミングを見計らいました。
「想像以上の光景だったのを覚えています。この日は大雨で、写真を撮ってから帰宅している最中に避難勧告が発令されるほどの荒天。大雨の中ということもあり、カメラだけは濡れないように気をつけながら必死に撮影しました。その中でも鳥居だけは大きく正面で撮ることを意識して5枚ほど撮って車に戻りました」
自分の体もカメラも無事に撮影は終了。当時を思い出すように「神が宿っている。そんな雰囲気でした」とコメントを添えてツイッターで公開すると、10万件を超える“いいね”が集まりました。
リプライ(返信)には「神秘的」「何か降りてきそうですね」「絶対何かいる!」「中央の階段が神の姿に見えた」とshotaさんと同じように感じた人からの声が殺到。「日本の良き風景」「心を鎮めたい時に見ようと思います」など、この写真の風景を大事したいという声も多数寄せられています。