「『この家に嫁いで良かった』といつも思います」

　お義母さんのお人柄や今回のエピソードについてなど、おさるさんに詳しいお話を伺ってみました。

Q. 今回のテーマで漫画を描いた理由を教えてください。
「義母の何気ない一言ですごく気持ちが楽になったので、同じ悩みを持つ方に届けばいいなと思って描きました」

Q. お義母さんはどのような性格の方ですか？
「普段から優しくて、私に対してはとても気を使ってくださる方です。何事もプラスに返してくれて、『この家に嫁いで良かったなぁ』と毎度思っています」

Q. 偏食について誰かに話した時、言われて最も胸が痛んだのはどのような言葉でしたか？
「実はもんちゃんの偏食について、人から何か言われたことはありません。作中に出てくるセリフは、幼少期の私が言われた言葉です。その言葉が私の中で呪いになっていて、我が子の偏食について偏見を持っていたのは、他の誰でもなく自分だったことに気がつきました」

Q. お義母さんの言葉を聞いてから、もんちゃんとの向き合い方で一番変わったのはどのようなことですか？
「息子の偏食に対する偏見がなくなりました。食感や味の違いが分かるんだなと、前向きにとらえることができました」

Q. 読者の感想を読んで思ったことなどを教えてください。
「お義母さんの言葉にたくさんの反響があって、『やっぱりお義母さんすごいな』って思いました」

Q. 最後に、お子さんの食事で悩んでいる保護者にぜひエールをお願いします。
「まったく食べなかった息子も2歳になり、少しずつ食べるようになってきました。それでも苦戦することはありますが、いつかは食べますし仲間はたくさんいるので、あまり抱え込まず頑張りましょう！」

　おさるさんのインスタグラムには、お米を食べなくなったもんちゃんが食卓で成長する軌跡を描いた「米嫌いの息子とおにぎり食べたい」というシリーズ作品も投稿されています。果たして2人は一緒におにぎりを食べられるようになったのでしょうか!?　こちらも必見ですよ。

（Hint-Pot編集部）