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旬のスナップエンドウ 塩茹でしてから冷凍がおすすめ 農家が教える簡単レシピ
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ポリポリした食感やみずみずしい味わい、そして色鮮やかなグリーンが特徴的なスナップエンドウ。3月から6月にかけてが旬の食材です。兼業農家のこばやしなつみさんは、本業をフリーランスでこなしながら、会社員の夫と義両親とともに少量多品種での米と野菜作りに従事。さまざまな野菜と向き合うこばやしさんには、おいしいアイデアがたくさんあります。今回はスナップエンドウを食べ尽くす、冷凍保存の仕方や絶品レシピをご紹介します。
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収穫時期が短いスナップエンドウ まとめて塩茹でして冷凍
我が家では、大がかりな暖房機器などを使わずに、四季の野菜を育てています。今は夏野菜が畑で実をつける手前の時期。5月から6月にかけて収穫最盛期になるのは、マメ科エンドウ属の野菜たちです。
絹さや、スナップエンドウ、グリンピース……。すべてが収穫期間になるので、食卓のおかずや汁物にはかなりグリーンが映えます。中でもスナップエンドウは、サヤも中の実も太った状態で収穫します。丸ごと食べることができるので、食べ応えがあって人気です。
マメの花を眺めながらの収穫作業は、私にとっては真夏にむけての準備体操のようです。これから夏に向けては、収穫や出荷などの農事が忙しくなります。スナップエンドウは一つひとつの樹ごとの収穫期間が短いので、採れる時期にまとめて塩茹でして冷凍しておいたり、採れたてを時短パスタに活用したりしています。また、元気と余裕がある時には揚げ物にして冷凍しておけば、繁忙期の一人ランチ時の豪華な一品にもなってくれます。
弁当やサラダでは、プチトマトと並んで花形野菜のひとつといえるスナップエンドウ。旬の時期には野菜の直売所や農家直販などでも多く手に入りやすいと思います。
市販品や総菜にプラスして活用するも良し、おかずの主役使いに活用するも良し、いろんなアレンジで食卓に取り入れてみてください。