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漫画

急逝した父への思い 娘が綴った5ページの漫画に感動の声が殺到「涙腺崩壊しかけた」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

「大切な人には後悔のないように接していってほしい」

 たくさんの人に感動を届けたこの作品。島藤さんに描いたきっかけやお父さんへの思いをお伺いしました。

Q. 今回の漫画を描こうと思ったきっかけを教えてください。
「父の葬儀のために遠方に住む親族が集まってくれることになりました。それで、どうしても近年の父の様子と私の思いを伝えたくて、文字だけの状態のものを葬儀の時に渡したんです。そうしたら泣いて喜んでくださったので、絵を入れてちゃんと作り直したのが、今回の漫画になります。なので、漫画としてはとてもシンプルで、手紙のような内容になりました」

Q. お父さんの遺影には、どのような思いを込めましたか?
「まだ呆然としながら写真を選んでいたら、『いつもいつも優しそうに笑ってたなぁ』と気づき、感謝で涙があふれました。『ありがとう』と何回も思いながら作りました」

Q. 特に印象に残っているお父様との思い出は?
「父と弟と私の3人でカラオケに行った時のことです。酔っぱらって泣いたり笑ったりしながら、思い出を語り合いました」

Q. お父さんとの思い出を振り返って後悔していることがあれば教えてください。
「父は一人暮らしだったので、体調を心配するあまり、小言ばかり言ってしまったことです」

Q. お父さんから影響を受けたと思うことは?
「他人を思いやるところ、人を否定しないところです」

Q. 今、天国のお父さんとお話しできたらどのような言葉をかけたいですか?
「大切に育ててくれてありがとう。お父さんの子に生まれて良かったよ。ずっと感謝していたのに、ちゃんと伝えることもできずにごめんね、と伝えたいです」

Q. 心に残った読者からの感想を教えてください。
「それぞれ故人様へ悔いがあったり、祈りがあったりすることに胸を打たれました。『大切な人には、後悔のないように接していってほしい』とお伝えしたいです」

(Hint-Pot編集部)