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らっきょうのすごすぎるパワー カレーとのコンビもメリット多数 1日何粒までOK?

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:和漢 歩実

漬け物はカレーの付け合わせとして定番 相性の良い具材は?

カレーライスにらっきょう(写真はイメージ)【写真:写真AC】
カレーライスにらっきょう(写真はイメージ)【写真:写真AC】

日本ではカレーに添えられているらっきょうの漬け物。ピクルスの代わりに、またはインドのチャツネを参考に有名ホテルが始めたなど、その理由には諸説あります。

福神漬けも人気ですが、一般的にカレールーを使ったカレーの場合、らっきょうと一緒に食べるとメリットがあります。らっきょうのアリシンが消化を促進して胃腸の負担を減らし、食物繊維のフルクタンが脂質や糖質の吸収を抑制。さらに、カリウムが余分な塩分の排出を促してくれるのです。

暑くなるこれからの季節を乗り切るには、らっきょうをどんなカレーと組み合わせるべきでしょうか? 栄養面から見ると、豚肉と夏野菜を使ったカレーが“バテない”食の組み合わせです。豚肉は疲労回復効果のあるビタミンB1が豊富。夏野菜は抗酸化作用を持つビタミンエース(ACE)やミネラル、水分を多く含み、体を冷やす作用があります。

疲労回復効果が期待できる成分にはタウリンもあります。タウリンを多く含むイカやエビが入ったシーフードカレーも、らっきょうと相性が良いといえるでしょう。

物忘れが気になる人には、脳の活性化が期待できるDHA(ドコサヘキサエン酸)と血栓予防のEPA(エイコサペンタエン酸)を多く含むサバカレーもおすすめです。調理の際にサバ缶を汁ごと入れると、栄養成分を余すところなくいただけます。甘酸っぱいらっきょうを添えていただきましょう。

(Hint-Pot編集部)

和漢 歩実(わかん・ゆみ)

栄養士、家庭科教諭、栄養薬膳士。公立高校の教諭として27年間、教壇に立つ。現在はフリーの立場で講師として食品学などを教える。現代栄養と古来の薬膳の知恵を取り入れた健やかな食生活を提唱。食を通して笑顔になる人を増やす活動に力を注いでいる。
ブログ:和漢歩実のおいしい栄養塾