遊びたい！　でも、眠い……。2つの感情の間で揺れ動き、最終的に寝落ちした1匹のわんこが、ツイッター上で19万件を超える“いいね”を集めて話題になっています。愛犬が感情に素直に生きる姿は、どの瞬間を切り取っても愛おしいものですよね。撮影した時の様子について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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ボールをくわえて「遊んで！」とアピールしていたけど…

　まるで人間のように上半身を立てたまま、クッションにもたれかかって眠っているのは、ワイマラナーの男の子「ルピ」くん。ワイマラナーはドイツ原産の大型犬で、ツヤのあるグレーの短毛が特徴です。元々猟犬だったため、引き締まったボディと気品のある風貌が魅力的。成犬になると、体重は30～40キロほどにもなります。

　2歳の誕生日を来月に控えるルピくんは、とても温厚ですがまだまだやんちゃ盛り。飼い主さんに遊んでほしくて仕方がありません。この日はボールをくわえて、飼い主さんがかまってくれるのをお行儀良く待っていたそうです。

　しかし、ルピくんの「遊んで！」アピールは飼い主さんに届かず。そのうち睡魔に襲われ、結局はボールをくわえたまま眠ってしまったのでした。

「『遊びたい』と『寝たい』が両方勝った結果」とメッセージを添えてツイッターに投稿されたルピくんの寝落ち姿は、瞬く間に大きな話題に。何と19万件を超える“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「めちゃくちゃかわいいで賞」「愛おしい」「何というバランス感覚」「幸せそうな寝顔」などの声が上がり、胸キュンする人が続出しています。

　飼い主さんによると、こんなに不可思議な姿勢でもルピくんの眠りは思いのほか深かったようで、しばらくの間爆睡していたそう。

「起きる様子がなく、ずっと寝続けていたので途中でボールを取り上げました。そのまま20分くらいは寝ていたと思います」

　飼い主さんを待ちきれず眠ってしまったルピくん。きっと夢の中では飼い主さんとボール遊びを楽しんでいたことでしょう。