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元保護ねこがセルフで体重測定 天才すぎる行動に5万人驚き 「きっと中身人間ですよ」
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セルフ体重測定はいつの間にかできるように 訓練は特になし
それは「自分で体重測定をする」こと。以前からAKRさんが使っているのは、ペットを抱っこして体重を量り、その後に人間だけでもう一度量ることで、その差からペットの体重を導き出してくれるタイプの体重計。ろんくんの健康維持のため、日頃から測定をしています。
「かなり以前から、ろんのダイエットや体重管理を目的にして、2~3日に1度ほど体重測定をしていました。その度にろんを抱っこして一緒に体重計に乗る……という動作を繰り返していただけで、特に何かを教えたわけじゃないんです」
ろんくんは何年もの間、AKRさんと体重計に乗っていたことでその原理を理解したのでしょうか。今年の4月頃に飼い主さんがろんくんから目を離していると、背後から突然「ピピッ」という電子音が鳴りました。振り返ってみると、そこには体重計の上に座るろんくんの姿が。しかもきちんと上に乗って静止しており、しっかりと体重を量ることに成功していました。
「いつの間にかできるようになったんですよね。本当にある日、唐突にろんが自分だけで体重計に乗り、計測ボタンを踏み、セルフ測定してくれるようになったんです」
今では何と、AKRさんが体重計を指差して「乗って」とお願いするだけで、その上に移動してくれるようになりました。お願いすれば大抵の場合は言うことを聞いてくれますが、気分が乗らない時は聞いてくれないので、成功率は80%といったところなのだとか。
「特にコツというものはないのですが、もしかしたら『体重計に乗ったら飼い主が見に来る』という測定後のルーティンがろん的に良かったのかもしれないです。ベッドでゴロゴロしていても、測定音が鳴ったら喜んで飛び出して行っていたので。ろんは私がベッドでぐうたらしていると体重計に乗って『どうだ』という顔をするようになりました」
天才エピソードがたくさんあるろんくん 「天才」と多くの人が驚き
「ちょっとこっち来て量って」とお願いしたら、素直に体重を測定してくれるろんくん。AKRさんはその姿を動画に収め、ツイッターに投稿しました。すると、天才的なろんくんの行動が大きな注目を集め、5.2万件もの“いいね”が集まったのです。
また、リプライ(返信)には、「きっと中身人間ですよ。生まれ変わりとか、誰か心当たりありませんか?」「これは間違いなく天才でしょう」「乗ったよって顔を向けてくれるところが何とも愛らしい」など、多くの称賛の声が寄せられました。特に「天才」という言葉が殺到しています。
他にも、机やベッドの上にバスタオルを敷いておくとそこが自分用のスペースだと理解して、その上に必ず乗るろんくん。「一緒に寝る時なんかはとっても助かります」と飼い主さんは笑います。
天才すぎるろんくんとの発見や愛にあふれる生活は、AKRさんが描く人気のエッセイ漫画「黒猫ろんと暮らしたら」(KADOKAWA刊)でも見ることができます。7月14日(木)には、最新刊の4巻も出版予定。ろんくんの健気さにときめいてしまうこと請け合いです。
(Hint-Pot編集部)