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あなたは「夏太り」しやすい人? つい「やりがちなこと」と「対処」のコツ

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:森川 有子

肩甲骨まわりを意識【写真:写真AC】
肩甲骨まわりを意識【写真:写真AC】

食べてないのに「夏太り」―どう対処すべき? 食、運動、入浴

――どう対処していったら良いでしょうか?
「食べ物という点では、しっかりと肉、魚、卵、大豆、大豆加工製品などからたんぱく源を摂り、緑黄色野菜、淡色野菜、とくに季節の野菜や果物などから必要なビタミン・ミネラルをしっかり補うことが大切です。海藻類、豆類、芋類、雑穀などにも豊富なビタミン、ミネラルが含まれています」

――体も動かした方が良いでしょうか?
「室内で良いので、軽い体操やストレッチを呼吸を意識しながら動くことで、実は代謝を上げることにつながります。また、肩甲骨まわりを意識しても良いでしょう。脂肪を燃焼すると言われる褐色脂肪細胞に刺激を与えることにつながります。また脇の下には、腋窩(えきか)リンパ節があり、血液の流れを促します。しっかり血流を促すためにも簡単なストレッチなどは毎日コツコツやると良いでしょう」

――お風呂はどうですか? 暑いとシャワーだけで済ませたいです。
「シャワ-だけでは代謝を上げることはできません。真夏にどうしても浴槽につかるのが面倒な時は、風呂おけなどに湯をはって足湯をするのはいかがでしょうか。ポイントは足首まで湯につけることです。足の裏などにはたくさんの経絡やツボがあるのは周知のことと思いますが、体温の調整や血液の流れにも関与しているので、おすすめします」

(Hint-Pot編集部)

森川 有子(もりかわ・ゆうこ)

管理栄養士、ダイエットコーチ、薬膳アドバイザー。
栄養相談室・有美食工房(https://www.atelier-y.jp/)代表。自らの過酷なダイエット生活の経験がきっかけとなり栄養士の道へ。2000年シドニー五輪では現地パーク内レストランでスタッフとして勤務。その後、運動・栄養・休養の3つの健康の柱を軸に、カウセリング、コーチングのスキルも習得。テレビやラジオ出演、雑誌の執筆など幅広く活躍。企業、個人に向けてのウェイトコントロールのコンサルティング、スポーツ選手や芸能人に対してダイエットコーチングも行う。森川千有として女優としても活動。