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ロマン漂うコインケース アタッシュケース型ミニチュアが大反響 「かっこいい」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

「中身が豪華じゃなきゃ面白くない」と内部に金箔やプラチナ箔を使用

(左から)金箔バーションとプラチナ箔バーション。どちらもゴージャス【写真提供:IRON FACTORY IKEDA(@IRON_IKEDA)さん】
(左から)金箔バーションとプラチナ箔バーション。どちらもゴージャス【写真提供:IRON FACTORY IKEDA(@IRON_IKEDA)さん】

 この小銭入れの商品名はズバリ「3330」。6種類の硬貨が5枚ずつ収納でき、その合計金額が3330円になることが由来です。遊び心もありながら、実用性もあるコインケースを制作、商品化しようと思ったきっかけは何だったのでしょう。

「ドラマや映画の影響もあり、国内だけでなく海外においても『アタッシュケース=お金』のイメージが強いにもかかわらず、『どうして今までなかったの?』という発想から誕生しました。また、キャッシュレスの時代だからこそ、逆にキャッシュがワクワクするような商品を作りたいと思いました。

 着想自体は6年前です。弊社がちょうどBtoC(企業がモノやサービスを直接一般消費者に提供するビジネスモデル)向けの商品開発を始めた頃に着想しました。しかし、当時はそれを形にする知識も設備も能力も売る場所もなく、簡易的な3Dプリンターで形にはしたものの、商品化には至らず。そこからさまざまな商品開発や販売を手がける中で不足していた部分が身につき、今回は6年越しで商品化することができました」

 とはいえ、ただ単にミニチュアを制作するだけではアイアンファクトリーとしても満足いきません。アタッシュケースの細部までこだわり、ユーザーの使いやすさや持っていることの高揚感まで追求しました。

「アタッシュケースは“あのイメージ”のままミニチュアになっており、一つの動作をするだけで簡単に開け閉めが可能になっています。開ける時の『パチッ』という音がまたたまりません! 硬貨収納部は日本円の硬貨の模様が底面に細かく彫り込んであるため、一目で硬貨を入れる場所が分かる仕様になっています。

 ロマンを追求したこともあり『中身は豪華じゃなきゃ面白くない』というこだわりを持ちました。そのため、樹脂製の収納部は職人が本物の純金箔(金沢箔)を表面に施しています。『金はちょっと派手……』という方のために、純度100%のプラチナ箔バージョンもご用意しました」

 当然、完成までには苦労もあったのだとか。しかし、そこは精密部品メーカーとしての矜持がありました。

「硬貨の配置を0.1ミリ単位でずらして調整し、どの硬貨を取り出す際も指がしっかり入るように調整。ストレスを感じさせない硬貨の出し入れを追求するため、何度も何度も試作を繰り返しました。本業が精密部品メーカーだからこそできるこのクリアランス設計はこだわりポイントの一つです」