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パパ自衛官が救われた 先輩からの“神の声”に4万人感動「鉄壁のチームワーク」
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「行けなかったら悔いが残った」
多くの人を温かい気持ちにした今回の投稿。今回、「Hint-Pot」編集部ではこのパパ自衛官の方にお話を伺うことができました。当時はどんなお気持ちだったのでしょう。
「今回、部内のツイッター企画のテーマが父の日参観日ということで、たまたま私が長男の参観日に行けないということで悩んでいたんです。すると先輩から『業務代わるよ』と言っていただいて。長男が幼稚園に入園して初めての参観日で、どうしても行きたかったので、先輩の声はまさに“神の声”でした。長男は事前に(パパの)似顔絵を描いていて、『これを渡すんだ』と興奮していたようなので、参加できて良かったです」
パパ自衛官は仕事柄、他の子どもの親たちと頻繁にコミュニケーションを取ることができないそう。その意味でも貴重な参観日になりました。
「やはり、普段から一般の方というか部外の方とふれあう機会が少ないので、他の親御さんや先生方とお話ができたのはいい経験でした。行けなかったら悔いが残ったと思いますね」
同時に話題になったのは職場のハートフルな雰囲気。いざとなった時は一致団結する必要がある職場だけに、常に一体感があるそうです。
「こうして誰かが困っていたり、悩んでいたりするのを見かけて、気軽に声をかけられるという点では良い職場だと思います。普段から子どもの行事の話もしていますし、そうした話が共感できる年代の人がいることもありがたいですね。話題になった写真についても、『状況を分かりやすく伝えられるものを撮ろう』と、あの写真になりました」
一般の人には普段の様子を詳しく知る機会が少ない自衛隊の世界。今回の投稿で多くの人に注目されたことをポジティブにとらえているそうです。
「今回はいろいろな方に喜んでいただいてうれしく思います。自衛隊について、『普段思っているものとこんなに違うんだ』という印象を持っていただけたらありがたいですし、自衛官はこうした部分でもいろいろな連携ができているというのを知ってもらいたいですね」
(Hint-Pot編集部)