Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

漫画

愛犬との散歩中に思わぬトラブル 劇的な展開を描いた漫画に大反響 「実際は怖い」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ピンチを救ってくれた“ラブ姉さん” ワンコちゃんの生前にはいつも優しく挨拶

Q. 今回の漫画を描こうと思った理由を教えてください。
「普段から日常の絵を描くことが好きで、ワンコのこともよくイラストにしています。今回の出来事はいつものお散歩中のことでした。山の交通事故みたいなもので、山中ではありがちな出来事なのだろうと思うのですが、思った以上に多くの反響をいただいて驚いています」

Q. サル以外の野生動物に遭遇することは?
「キツネ、タヌキ、野ウサギも時々見かけます。私ははまだ会ったことがないですが、クマもよく出てくるようです。地元のクマ出没ニュースを見ていると、私たちが散歩した後にすぐ近くを歩いていたことも。熊鈴を鳴らしながら散歩していたので、クマの方が避けてくれたのかもしれません。

 人間のすぐ近くまで来るのはサルだけです。好奇心旺盛で頭もいいので、私たちが攻撃しないことをサルたちはよく分かっています。庭先や窓の近くに野菜や果物を置いておくと、ちゃちゃっと持って行くこともあるんです。ご近所さんもみんな、サルにはとても気をつけています。『見かけても声をかけたり、エサをやったりしないように』と教わりました」

Q. サルがなかなか離れてくれなかった間、どのような心境でしたか?
「最初に落ちてきたサルは目を回したようで、追いかけてきませんでした。でも、後から降りてきた2匹はかなり怒った様子で、ずっと追いかけてきました。サルたちも必死で仲間を守ろうとしていたのだと思います。

 私は老犬を抱えていましたので、『もし攻撃されたら犬だけは守らなきゃ!』とそればかり考えていました。目を合わせないように、声を上げないように、人家がある方へ向かって歩く中、怪我をするかもしれないと覚悟しましたし、その恐怖でドッキドキでした」

Q. 今回の助けてくれた状況も含め、ヒロインの「ラブ姉さん」について詳しく教えてください。
「たまたま、その時に歩いていた場所から一番近い人家がラブ姉さんの家でした。ラブ姉さんの家はサルたちと鉢合わせした場所から200メートルほど歩いた先にあり、道路も近く、レストランなのできっと人がいるだろうと思ったのです。

 外でお昼寝中だったラブ姉さんはすぐに私たちに気づき、大きく太い声で、勢い良く吠えてくれました。助けてもらった後は、ラブ姉さんの顔を見ながらとてもホッとしましたね。ちなみに、ラブ姉さんは気が強く、元気で力持ちのわんちゃん。でも、強すぎてモテないそうで、恋人募集中です」

Q. 心に残った読者からの感想があれば教えてください。
「『サルも木から落ちるって本当にあるんだ!』ってコメントがあり、まさに落ちてきた時にそれを思いました。まさか、あんな目の前に落ちてくるとは……!!

 サルは群れで行動していることが多いんです。1匹が木から落ちて、すぐに仲間が助けに現れた時は、その絆に感心してRPGの『仲間が現れた!』という場面を連想しました(笑)。ツイートのリプライにも同様のコメントを書いている方がいらっしゃって、笑いましたね。

 また、サルたちが身近にいる環境で暮らす方からもコメントがあり、皆さん、サルには気をつけるようにとおっしゃっていました。見ている分にはかわいいけれど、人間が石を投げたり攻撃したりすると、その人間を覚えて反撃することもあるそうです。そっとしておくこと、適度な距離を保つこと、食べ物を取られやすいところに置いておかないことが大事ですね」

 ちなみに作者さんによると、生前のワンコちゃんが最後に挨拶したのはラブ姉さんだったそう。ラブ姉さんは目が見えず、耳も聞こえにくくなっていたワンコちゃんに会うと、いつも優しく挨拶し、別れ際には何度も振り返る素振りを見せていたそうです。作者さんは「別れが近いことを何となく分かっていたのではないかなと思います」と当時のことを振り返ります。

 もしかすると、ワンコちゃんはラブ姉さんがピンチを救ってくれた時、お礼と同時に「うちの飼い主に何かあったらよろしくね」とお願いしていたのかもしれませんね。そしてきっと今、天国からそんなラブ姉さんや作者さんのことを優しく見つめてくれていることでしょう。

(Hint-Pot編集部)