Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

ライフスタイル

タワマンにネガティブ感情を持つ職業とは “あるある”裏トラブルを不動産のプロが解説

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

教えてくれた人:姉帯 裕樹

配達に時間がかかるタワマンは配達員に不評!?(写真はイメージ)【写真:写真AC】
配達に時間がかかるタワマンは配達員に不評!?(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 近年人気のタワーマンション、その定義が法的に決められていないことをご存じでしたか? 概ね高さ20メートル以上、20階超の物件を指すことが多く、基本的には部屋の位置が高くなれば価格も上昇します。憧れている人も多いタワマンですが、実際に生活を送る上ではデメリットも存在しているようです。今回ご紹介する“タワマンあるある”のトラブル体験談は、コロナ禍でさらに需要が高まった各種の配達サービスについて。解説とアドバイスは、不動産のプロである「コレカライフ不動産」の姉帯裕樹さんです。

 ◇ ◇ ◇

配達員の態度に異変 ネット検索してみると…

「コロナ禍の中、宅配を頼んだら2時間以上待たされた」という経験を語ってくれたのは、神奈川県在住の里中麻里さん(仮名・38歳)。出産を機に新築のタワマンを購入してから約8年は、トラブルなく過ごしてきました。しかし、ここにきて「引っ越したい」という思いに駆られているそうです。

「結婚してすぐに長男を出産すると、『跡取りができた』と大いに喜んだ義父母がタワマンをプレゼントしてくれました。分不相応だとは思ったのですが、サプライズ同然でカギを渡され、夫も私もびっくり。それまでいた社宅を引き払い、タワマンに居を移したのです。

 そして昨年、2人目不妊を乗り越えて双子を出産したのですが……高齢出産だったことやコロナ禍もありなかなか体調が戻らず。そのため、お弁当やおかずの配達を頼んだり、通販で生鮮品をよく購入したりするようになりました」

 最初のうちは、笑顔で挨拶をしてくれていた配達パートナーたち。しかし真里さんは、徐々に態度が悪くなっていく状況に気づきました。そこで「もしかしてタワマンだから嫌がられている?」と思い、インターネットで検索。その結果に驚いたそうです。

「タワマンへのデリバリーについて、配達員と思われる方がネガティブな発言をしているのを見て、『ああ、私、知らないうちにこんな多くの人たちから嫌われていたんだ……』と、ぞっとしました。

 また、こんなこともありました。生鮮品を注文した時、子どものことでどうしても出かけなければならず、指定時間が残り3分のタイミングで仕方なく家を出たのです。どうやらそのすぐ後に配達されたらしく、注文はすべてキャンセルになってしまいました」

 もちろん真里さんは、不在の場合に再配達がないことを事前に把握しての注文。その日は注文した野菜をあてにしていたため、慌てて買い物に行ったそうです。