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どうぶつ

ドイツの猫は何を食べている? チューブ型おやつや肉類豊富なフード 食事情を調査

公開日:  /  更新日:

著者:島崎 英純

ドイツとオーストリアでチェーン展開している大型のペットショップ「ケレ・ツォー」。郊外の広い敷地にありました【写真:島崎英純】
ドイツとオーストリアでチェーン展開している大型のペットショップ「ケレ・ツォー」。郊外の広い敷地にありました【写真:島崎英純】

 日本と同様、猛暑に見舞われているドイツ。同国在住のサッカーライター、島崎英純さんによると、住居に冷房設備が標準装備されていないためかなり大変だそうです。そんな島崎さんは大の猫好き。この連載では「海外で猫を飼う」というチャレンジをお届けしています。今回は猫関連の食材やグッズなどを調査するべく現地のペットショップへ。キャットフードは肉類のバリエーションが豊富など、日本とは異なる部分が多くあるようです。

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ドイツでも6月下旬から猛暑に 窓を開けるのは“逆効果”…

 日本ではすでに、ほとんどの地域が梅雨明けしたと聞きました。7月初旬に気温が40度近くまで上昇しているところも多いとのことで、皆様どうか健康にお気をつけてご自愛ください。

 さて、僕の住むドイツ・フランクフルトでも人々は現在、異常気象による猛暑に苛まれています。6月下旬には36度前後まで気温が上がる日もあって、冷房設備が標準装備されていないこちらの住居では室内が灼熱のサウナ状態になって大変難儀しました。

 こちらに定住した直後は、気温が上がると部屋の窓を全開にして換気していたのですが、地元の方から、それでは逆に室内の温度を上昇させる要因になると指摘されました。主に石造りの建物であるこちらの住居では、できるだけ日中に太陽の光を室内に照射させないことが肝心で、そのためには窓にシャッターを設置して日光を遮断することで高温化を防ぐのだそうです。

 残念ながらシャッターがない我が家ではカーテンを閉めて対応したのですが、それでも一応の対策になって室内温度の上昇を防ぐことができました。それぞれの国の気候や環境、文化、建物の形状などによって猛暑への対策が違うことに今さらながら感心し、勉強になる毎日であります。